若いときの感動が一生続くことも少なくありません。
ぼくにとっては音楽もそのひとつです。
東京での研修医生活、給料は月3万円。半分はアパート代でなくなってしまいます。先輩が紹介してくれた救急病院の当直料で、レコードを買いました。当時は音楽史という分野に関心がありました。いわばルネッサンスの音楽です。
でも、目白近くのカテドラルで聴いたシュッツの「十字架上の七つの言葉」に一番感動しました。
合唱が天に昇るのです。
建物の構造にもよるのでしょう。シュッツ合唱団そして指揮者のひたむきな祈りにも似た演奏がすばらしかったのかもしれません。
その後、レコードやCDを集め聴いてみましたが、なかなかあの感動はよみがえってきません。
最近は受けとめるこころがだいぶ曇ってしまったためかもしれません。
でもシュッツの音楽にはJSバッハとは違う世界があることは多くの人が認めるところです。
ぼくにとっては音楽もそのひとつです。
東京での研修医生活、給料は月3万円。半分はアパート代でなくなってしまいます。先輩が紹介してくれた救急病院の当直料で、レコードを買いました。当時は音楽史という分野に関心がありました。いわばルネッサンスの音楽です。
でも、目白近くのカテドラルで聴いたシュッツの「十字架上の七つの言葉」に一番感動しました。
合唱が天に昇るのです。
建物の構造にもよるのでしょう。シュッツ合唱団そして指揮者のひたむきな祈りにも似た演奏がすばらしかったのかもしれません。
その後、レコードやCDを集め聴いてみましたが、なかなかあの感動はよみがえってきません。
最近は受けとめるこころがだいぶ曇ってしまったためかもしれません。
でもシュッツの音楽にはJSバッハとは違う世界があることは多くの人が認めるところです。