旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

人間は楽をしないで節電を(倉本聰)

2012-05-06 23:13:54 | できごと

昨晩11時3分に泊(とまり)原発3号機が止まり、国内の原発が全部停止しました。

42年ぶりだそうです。ぼくが医者になる前から原発は始まっていたのですね。

脱原発は多くの人の願いでありますが、泊村とその周辺には原発稼働によってのみ仕事が成り立つ、そういう仕事をしている人も少なくありません。代替の仕事を探すこともたいへんです。周辺自治体が協力し合って考えていかねばなりません。

本日の北海道新聞朝刊34面には脚本家倉本聰氏のコメントが掲載されています。

要約すると「人命を危険にさらす原子力エネルギーに頼るべきではなく、人間はサボらずに、体内に自ら持っているエネルギーをもっと使うべきだ」ということです。

北海道はこれまで40%を原子力に頼ってきたわけで、相当な努力が必要です。

札幌と喜茂別のあいだにある中山峠は土砂崩れで復旧のめどが立っていません。きょうは遠回りして帰りました。自然に対しもっともっと謙虚に生きなければと思う日々です。