旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

集団的個別指導は役立つ?

2011-09-13 23:49:00 | 日記

雨降る中、小樽まで北海道厚生局による集団的個別指導を受けに行ってきました。

対象は病院・診療所の管理者、開設者ですが、おそらく医事担当であろう若い人も結構いました。

場所は小樽市公会堂。はじめて入りました。会場は講堂でしたが、能楽堂もあるようでした。いずれも玄関から地下に降りていきます。坂道の多い街だからですね。

診療報酬の不正請求の仕方を教える会かなあと思うくらい具体例を紹介され、珍しく居眠りせずに聴きました。

ある病院長はすっかり寝てました。この病院は診療録の記載内容も個人差が大きい。各科の表紙には病名記載欄があるのですが、さっぱり書いてありません。医事課で自動記載というのをしているらしいです。早く改めた方がよいのになあ。

保険医としての法律や義務は若いときから叩き込まないとだめでしょうね。

それにしても病院は診療録を書く暇もないほど働いても、赤字になる。診療報酬の仕組みや医師の働き方を変えていかないとどうしようもないですね。

厚労省も法律を作って、取り締まって、監査して、処罰するすべてを担うのは無理があるでしょう。一日も早く、せめて監査や評価は第三者機関がすべきだと思います。

指導の会の後半、病院のみの指導になり、診療所関係者が帰ったら、残る人がごくごく少数になったのは、病院関係者がこんなにも少ないのかと驚きました。病院勤務者は忙しく出て来れないのかなと心配になりました。