韓国の家庭医の方々の生きる道はなかなか厳しいようですが、皆さん良いテキストと講義による生涯教育プログラムがんばって勉強していました。
ただいま、無事千歳空港に帰ってきました。
開業の先生方 で英語を使う機会が少ないようですので、日本語を若手のホープである朴先生に韓国語に訳してもらいました。そのため時間がオーバーしましたが、よかったと思っています。
うつ病、認知症、病や死への不安など、国際的にも家庭医の重要な課題になることを伝えました。
政策的な医療をめざすのは開業医の方々には難しいと思いますが、精神疾患を精神科医のみに任せないで、家庭医も心のケアを担えるように国に働き掛けていってほしいと願いました。
朴先生は父上が外交官で、東京で小学生時代を送ったそうです。昨日と今日見事な通訳ありがとうございました。
来年5月24~27日に開催されるWONCA(世界家庭医学会)の会場は韓国の済州島(チェジュ)です。再会を約束して帰路につきました。
9月1~2日のプライマリ-ケア連合学会学術大会でも韓国との交流のセッションができたら良いなと思いました。