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about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『月光音楽団♪』(1)

2008-09-13 23:24:47 | 他作品
月曜深夜にTBS系列で放映されている30分間のトーク番組。メイン司会のベキ子ことベッキーちゃんを初めとする女性4人が多彩なゲストを迎えて肩の凝らないゆるめのトークを繰り広げる。

2007年6月18日と25日の回にゲストとして鈴木杏ちゃんと勝地くんが登場。
勝地くんと杏ちゃんが共演した映画『吉祥天女』の宣伝がらみの出演ですが、二人とベッキーちゃんはもともと(放映時点から)4年前までは毎日のように一緒に遊んでいた仲良しさんだったとあって、映画の話はちょこっとで(18日の前編では出てもこなかった)中学時代の三人の人となりがあれこれ暴露されておりました(笑)。

勝地くんはあまりバラエティー番組に出ませんが、たまに出るとヒットが多い。過去の話も現在の話も実に中身が濃くて面白かったです。
おおまかに言って、前編は衝撃の告白、後編は衝撃の映像というところでしょうか。
前後編に分けて例によって箇条書きにて見所を追ってみようと思います。

 

〈前編〉

・杏ちゃんと勝地くん登場。勝地くんは髪の色を明るくしたせいか、すごくソフトな印象でかつ格好いいです♪
そして半袖シャツから見える腕(肘から下)に「やっぱり華奢だなー。女性陣と腕の太さ変わらないじゃん」と思ったものです。この印象は一週間後の後編で見事に覆されることになるわけですが。

・「どうも、昔の友達です」という杏ちゃん&勝地くんの第一声に笑う。ていうか勝地くん「お友達」って言ってますね。丁寧というより何か可愛らしい(笑)。
杏ちゃんもですが、ベッキーちゃんに対するぎこちない笑顔とか対応も面白い。ナレーションほかで「友達だった」と過去形表現連発してるだけあります。

・友達を通じて知り合ったという三人。勝地くんと杏ちゃんは事務所が一緒だし『六番目の小夜子』で共演してるので二人の接点は明らかですが、この二人とベッキーちゃんを結びつけた友達は誰だろう。
『小夜子』で二人と共演し、その後『ちゅらさん』でベッキーちゃんと共演した山田孝之くんあたりかな?よく一緒に遊んでた友達として名前出てましたし。
ちなみに同じく『小夜子』で共演した栗山千明さんはわかるとして山田優ちゃんも遊び仲間だったというのは意外でした。2006年放映の正月ドラマ『里見八犬伝』で知り合ったのかと思ってた。
そういえば『Kindai』2003年8月号で勝地くんと末永遥ちゃん(2003年公開の映画『バトル・ロワイアルⅡ』で共演)が対談?したさい、勝地くんが「僕がベッキーと仲良くなって、その友達が遥ちゃんだった」と話してました。
若手俳優さんたちは直接共演経験がなくても、友達の友達みたいな感じであちこち繋がってますねー。

・渋谷はハチ公前でヘンな待ち合わせの仕方(全身真っ赤のツナギで現れるとか)をよくしていた、という話。
勝地くんベッキーちゃんはまだしも、子役から活躍してる杏ちゃんはかなり顔が売れてたんじゃないかと思うんですが、まあ大胆な。
ヘンな格好の、しかもやたらな美少年美少女の集団はさぞや人目を引いたことでしょう。他にも遊び仲間の面子には成宮寛貴くんや宮あおいちゃんもいたそうですからねえ。

・ベッキーちゃんのプリクラ帳登場。本人も「落としたら大変」といってましたが、こりゃあお宝。
今をときめく若手俳優たちのさらに若い頃のプライベート映像満載ですからね。

・ベッキーちゃんに「勝地涼、こんな格好つけてるけど、全然キャラ違うからね」と容赦なく暴露される勝地くん。
この時のテロップ「自分の中の天使と悪魔が戦っている勝地涼」って意味よくわからん(笑)。
昔の勝地くんを模したベッキーちゃんの動作に目を細めて笑ってる勝地くんの顔が、何かえらく格好良いです。

・杏ちゃんは中学の頃、寝るときにクラシックをかけてたそう。中学生でこれはなかなかハイソ。
このネタに限らず、杏ちゃん・勝地くんの過去を暴露するという前振りの割に、杏ちゃんに関しては比較的当り障りない話題が振られていた気がします。恋愛がらみのネタもさしてツッコまなかったし。
やっぱり若手女優さんに対しては視聴者の反応も考慮して遠慮があるんでしょうね(ベッキーちゃんの過去の恋愛話は結構ツッコまれてたけど)。
その分勝地くんが恋愛ネタから何からどんどん喋らされていて、ファン的には美味しかったですが。

・オカマちゃんキャラを持ちネタにしてたという中学当時の勝地くん。
2008年2月放映の『未来講師めぐるSP』のインタビューで、小さい頃お母さんに女の子の格好をさせられてた、本人もとくに抵抗なく、小学生になっても友達(女の子)の服を借りて着てみたりしてたという話をしてましたが、そのへんにオカマキャラの根がある気がします(笑)。
『おれがあいつであいつがおれで』や『東京タワー』は実は結構地で演じてたのか。

・勝地くんについて「すごく柔らかいしソフトだから、何でも話せちゃうんだよね。男女とか関係なしに」と語る杏ちゃん。実際こうやって女の子の集団の中に混ざっていても見事に違和感がないです。
役の上では強い目の光が際立つことが多い一方、素のトークだとふわっとした穏やかな空気を漂わせる勝地くんですが、この日は特にソフトな雰囲気を纏っています。オカマちゃんキャラを暴露されたせいもあるかな。

・杏ちゃんと勝地くんが知る過去のベッキーちゃんの思い人の話。
「ちょっと不良っぽい、けど優しくって、格好いい、たまに見せるギャップ」が魅力的な人という・・・一昔前の少女マンガのヒーローみたいな感じですね。杏ちゃんの表現によれば「雨の中で子犬を拾ったみたいな」人だとか。

・聞いてもないのに勝地くんたちに彼の話を延々語ってたというベッキーちゃん。その好き好きっぷりが実に可愛らしい。
しかし告白したときの台詞が「好きなんだけど、気持ちだけ知っといて」ってことは片思いで終わっちゃったのでしょうね。

・「涼の元カノはスゴいよ!」というベッキーちゃん発言に同意する杏ちゃんと「普通の恋愛」だったと慌て気味に反論する勝地くん。
この元カノさんは以前『JUNON』のインタビューで話していた彼女のことだろうか。だとしたら確かに別れのシーンなどかつてのトレンディドラマのようなスゴさでしたが。
話がヤバくなってきそうなのを、勝地くんが「ここで言う話じゃないんじゃない?」とソフトな口調でストップかけてたのは上手かったな。

・勝地くんが失恋したときベッキーちゃんに相談をもちかけ、二人で川へ行って叫んだという話。これまた昔の青春ドラマのようなクサい展開だ(笑)。
映画『亡国のイージス』公開の頃出演したラジオ番組で「失恋した時友達に川へ連れてってもらって「ばかやろー」とか叫んだ」話をしてたことがありますが、てっきり男友達だと思ってたのでなんとベッキーちゃんだったのに驚きました。
勝地くんに叫ぶよう促しておいて、自分も便乗して好きな彼の名前を叫んじゃうベッキーちゃん、いい味だしてます。

・当時勝地くんとベッキーちゃんは普通に二人で遊んだりもしてたそうで、すごいケースではクリスマスを二人で過ごしたこともあったとか。二人とも知名度が今ほどじゃないにせよすでに芸能界で活動していたのに大胆なものだ。
しかし「二人きりのクリスマス」を勝地くんが「憶えてない」というのは・・・(笑)。まあそれだけ色気のない、純粋な友達関係だったってことですね。男女間のこういう友情っていいな。

・「今恋してるの?」というベッキーちゃんのストレートな質問に、一呼吸あって「してますよ」とさらっと言い切る勝地くん。
衝撃の発言!ですが、「よく言った勝地ー!」(なぜか呼び捨て)と思わずテレビの前でガッツポーズ入ってしまいました。
ベッキーちゃんたちスタジオの女性陣も言ってましたが、普通なら隠しておきたいような話をすっぱり認めるのが実に男らしく格好いい。彼のこういうところが本当大好きです。
付き合ってるのか片思いの段階なのかはわかりませんが、彼に愛される女性は幸せだよなーと思ったものでした。女の子との付き合い方も、昔に比べてもっと彼女の気持ちを思いやれるようになったそうで。
『nadesico』2007年7月号の記事でも「勝地さんと付き合うと、こんな良い事がある!という特典は?」との質問に「いっぱい、彼女に尽くします!」って答えてましたしね♪

・杏ちゃんは現在進行形の好きな人はいないとのこと。
今までの恋も友達の延長線上で、まだ本当の大恋愛は経験してないかも、と言葉を選びながら一生懸命話してくれる姿が好印象です。

・最近の好きな女性のタイプは?との質問に、勝地くんは「自分のルールのある人、ちゃんと自分のホームグラウンド(友達とか仕事とか)を持っている人」と答えていました。
勝地くんがよく使うこの「ホームグラウンド」という表現が好きです。自分も相手もちゃんとそれぞれの立脚点を持って自立したうえでの関係を築きたい、ということですね。
テロップにも「自分の言葉で一生懸命に話す様子には好感が持てます」と出てましたが、全く同感です。

・勝地くんと杏ちゃんのしっかりした考え方に、「どうなってるのここの事務所は」とベッキーちゃんがツッコみながら誉める。
実際北条隆博くんでも北乃きいちゃんでも、若いのに浮ついていないし、周囲への気遣いがインタビューやブログから感じられます。言葉も丁寧だし。きっとフォスターさんの教育が良いってことなんでしょうね。

・4年前までは本当に仲良しだった3人なのに、なぜベッキーちゃんと勝地くんたちの付き合いが途切れてしまったのかの理由は、「連絡が取れなくなったから」。
確かに近ごろはみんな、特に若い人は携帯で連絡を取り合うのが常なだけに、携帯番号が変わった時にそれを伝え忘れると、そのまま連絡が取れない状態になってしまうというのはありそうです。
もちろん所属事務所もわかってるわけだしその気になれば連絡を取ることは難しくなかったでしょうが、ベッキーちゃんと連絡がつかなくなった時点で、「あー、あたしだけだったんだな、友達だと思ってたの」(杏ちゃん)「変わったなー、と思って」(勝地くん)と二人してあきらめちゃったわけですね。
ベッキーちゃんの方も何となく放置するうちに、今さら気まずいって感じになっちゃったんでしょうね。何だかわかるなあ。

・「このあと勝地くんの体にも変化が!?」などと大きくテロップが出たので、何事かと思えば要は足が痺れたと(笑)。
たまらず身体が傾く勝地くんにベッキーちゃんと杏ちゃんが足にパンチ?して追い打ちをかける。ほんと仲良しさんです。
この前後の詳しい映像が後編で見られるのかと思いきや全くスルーでしたね。

(つづく)

 


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