震災9年10月6日
最近よく高齢者によるドライバー事故が問題になっています。その1つにバックで車庫入れができないというのがあります。そのことについて考えて見ますと、思い当たる節があります。体が硬くなって来ているのです。ですから、努めて体を柔軟にする努力が人一倍求められます。その為にストレッチやラジオ体操はお奨めです。
現在、私は卓球をやり始めてから5年ぐらいになりますが、練習に入る前に毎回、ラジオ体操をします。その時、一緒にやっている人を見て色々想う事があります。そのことを箇条書きにしてみますと、
・視野が狭くなり、180度横が見えなくなる。
・前屈が困難になり膝を伸ばしたまま、下の物を拾うのが困難になる。
・体を反らすことができにくくなり、後ろの物がみえなくなる。
・速いテンポについていけなくなり、ラジオ体操が遅くなる。
・高温域が聞こえづらくなり、ichi ni 等の子音が聞こえなくなる。
・見当識障害に陥り、状況把握が困難になる。
・とっさの反応が鈍くなる。
等があげられ、若いときとの違いが分随分出てきています。体が硬くなり、神経の衰えと共に五感もだいぶ劣化してきているのです。高齢者は経験値だけは人一倍あると思いますが、何せ、体は衰えて来ているのです。それを自覚しないと大変な事が起こってしまうのです。アクセルとブレーキを間違えたり、バックがうまくできないのもうなづけます。首が硬くなって後ろが見えづらくなって来ているのです。また、個人差が大きくなっているなと思います。
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