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震災8年4月22日
北朝鮮が、急遽、中国を訪問し世界を驚かせたニュースが先日流れました。今まで、あれほど、理不尽なことを並べ立て、アジアの平和を乱していた金正恩が電撃的に中国を訪問したのです。始めは信じられませんでした。
あれほど、敵対関係にあった中国ですが、アメリカとの交渉の後ろ盾にしたかったのでしょう。今や中国はアメリカをもしのぐほどの経済大国にもなりました。中国の存在感の増大がますます国際社会で大きくなってきているのです。
北朝鮮の生き残りのためには、これ以上ミサイルや核を持つことはもう、限界に来ていたのでしょう。それにしても、電光石火の出来事であっけにとられてしまいました。何があったのでしょう。日米韓や国際社会の締め付けにもう、悲鳴を上げていたのでしょう。限界だったのかもしれません。それにしても、中国があんなに素直に北朝鮮と話し合いができるとは誰が予想できたでしょう。
変化は一気にやってきました。その前からも、韓国大統領と色々と南北統一についても具体的な話し合いはあったのでしょう。韓国大統領も朴政権と違って北よりの大統領だから、話もうまく進んでいったのでしょう。
今まで、あれだけ中国と仲たがいしていたのに、急に仲直りができ、あっけにとられてしまいました。中国とて、お隣の核の脅威には困り果てていたのでしょう。ドラ息子が豹変して父親に歩み寄ってきたようなものです。
北の態度も身勝手といえば身勝手です。自分の考えでごり押しをして、あれだけ、日本や米国を脅しながら、今度は、平和攻勢に出るとは通常では到底考えられない行動です。まさに君子豹変するでしょうか。相手についてゆけません。でも、今まで通りでやっていたらいつか、戦争になってしまいます。腹は立つやり方での平和攻勢ですが、それも、平和になってゆくのなら、広い心で許すということも必要でしょう。
アメリカや中国は経済的にも北と比べもにならないほどの国力があるのですから、まあ、親分としての努めとしてここは度量の大きい所を示す必要があります。結果として平和に向かうのであれば日本も大歓迎です。
けんかをして得する所などないのですから、戦争にでもなれば双方に甚大な被害が生ずる所でしたが、最後の最後でこのような方向に向かってくれてほっとしています。
まだまだ、世界では混乱と紛争の種は尽きませんが、人の知恵は無限だと思います。どうか、世界の要人は民を幸せに導いてくださるように切にお願いをしたいです。その力を世界の人々の幸せに是非、ベクトルを向けていって欲しいものです。
今後、日朝や米朝の会談が控えていますので、予断は許しませんが、今の所の情勢を見ますと、劇的な平和解決につながってゆくのではと期待しているところです。ベルリンの壁が突如壊れたときのように…。