Blue Sky Love Sky

空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

EC155B1 警視庁航空隊「おおとり1」

2010-06-18 22:38:36 | 趣味・航空機
木更津飛行場で行われた航空祭に地上展示されていました。警視庁が2007年2月から導入して運用しています。最大連続出力853shp×2基のエンジンを搭載し、最大離陸重量4850kg、巡航速度144kt、航続距離約700kmで運航できるとされています。

UC125 飛行点検機

2010-06-18 22:26:16 | 趣味・航空機
木更津航空祭で地上展示されていました。自衛隊の航空保安施設の機能・状態を点検するための飛行機で、航空自衛隊が平成2年度から取得を開始して3機運用しています。自動飛行点検装置を装備し、低高度から高高度までの飛行点検が可能です。原型機は、BAe-125-800で、ターボファンエンジン2基を搭載して最大速度約M0.8、航続距離約5500kmであると言われます。写真は、帰投のために離陸した際に撮影したものです。

EC225 要人輸送ヘリコプター

2010-06-18 21:58:04 | 趣味・航空機
木更津駐屯地で行われた観閲飛行で編隊飛行するEC225要人輸送ヘリコプターです。第一ヘリコプター団の特別輸送飛行隊に所属し、AS-332Lの後継機として平成18年から取得開始され、主として国賓、内閣総理大臣等の輸送に使用されています。5枚ローターになって最高速度も約260km/hと能力向上しています。

千葉市消防局ヘリ

2010-06-18 11:14:48 | 趣味・航空機
木更津航空祭で地上展示されていた千葉市消防局の消防ヘリコプター「おおとり1号」です。2005年12月に導入された比較的新しいAS365N3型の機体です。千葉市消防局は同型のヘリコプターをもう一機保有して2機体制で自主運行されています。災害時における各機関の連携が強調され、木更津航空祭でも地元の千葉市からも参加していました。

海上保安庁 MA722 ボンバルディア300

2010-06-18 10:52:05 | 趣味・航空機
木更津航空祭で飛来した海上保安庁第三管区海上保安本部羽田航空基地所属のボンラルディア300型(DHC-8-315型)の捜索救難機です。2009年3月に愛称「みずなぎ」と命名されて、YS-11の後継機として配備されました。全長約27.5m巡航速度243Kt(約450km/h)で、洋上での海難事故等の際に捜索救難・輸送用として運用されています。座席数は32席、赤外線捜索監視装置を装備しています。東海地震や東南海・南海地震等大規模災害時には、木更津飛行場は重要な拠点飛行場として陸・海・空自衛隊はもちろん、海上保安庁や警察・消防等の統合運用基地として運用できる価値があり、更に充実した整備が行われて活用することが期待されています。写真は6月6日に地上展示を終えて羽田に帰投するために離陸した際に撮影(陸自提供)したものです。

木更津航空祭でのV-107 復元36号機

2010-06-18 09:52:20 | 趣味・航空機
陸上自衛隊第一ヘリコプター団が駐屯する木更津飛行場で、記念行事に引き続き地元の航空祭実行委員会との共催による「第38回木更津航空祭」が行われていました。今年は例年の秋の開催ではなく、6月の開催で、気象条件が心配されていたようですが、当日は快晴の上天気で、多くの市民が陸・海・空自衛隊をはじめ、米軍、海上保安庁、警察、消防等から参加した各種の航空機が地上展示されて賑わっていました。中でもV-107(JG1736)は、多くのファンで溢れていました。このヘリコプターは、平成11年に永年のVIP輸送等の任務を終えて退役し、12年春から嘗てこのヘリコプターを整備したことのある整備員達が夜を徹して復元したものです。当時の復元チームのチーム長であったK氏は、飛ぶことはできないが、可能な限り当時の状況をそのまま保存するためにあちこちにこだわって復元をしたと回想されています。一例をあげれば、①ローターがシンクロして回転できる、②エンジン2基(使用不能)をそのまま搭載してある、③計器類は可能な限り当時のものにした、④塗装や内装も当時の状況にほぼ復元した・・ことなどのようです。わが国では、歴史を保存することへの理解は必ずしも高いとは言えませんが、平成12年の木更津航空祭で初めて復元されたこのV-107(JG1736)には多くの方が復元作業の見事さに拍手を送ったものでした。その後も毎年木更津航空祭でその雄姿を見せてくれています。今年も見学者の長蛇の列が出来ていました。

AH-1SとUH-1J

2010-06-18 09:32:32 | 趣味・航空機
旭川第二師団の記念行事で展示された一場面です。対戦車ヘリコプターAH-1Sが火力掩護する中でUH-1Jに搭乗したレンジャー隊員が強行降着して情報収集に当たるとの想定でした。数機のAH-1Sが空中から掩護する中での迅速な降着が必要であり、ロープでのリペリング降下が展示されました。訓練では、レンジャー―部隊が降着後ロープを引き上げてからUH-1Jが離脱することが多いですが、訓練間の安全管理のためにやむを得ず行うことであり、実際は、この数秒の間が、ヘリコプターにとって最も脆弱な時間帯であることから、レンジャー部隊の降着直後に機体側でロープを解放して迅速に離脱することが多いと考えられています。限られた狭い場所での訓練展示では、現実のOpertionとやや異なることをお断りして展示するのですが、いつの間にか展示訓練が実際の行動であるかのように認識されることは逆に危険なことがあることも承知しておきたいものです。