失なわれゆく風景

多摩地区周辺の失われた風景。定点撮影。愚問愚答。

空堀川

2012年09月09日 | 源流探訪
空堀川の源流部を訪ねました。写真はすべて2012/09/09撮影。
地図は後日添付します。

はじめは柳瀬川との合流点から。写真の右から流れ込んでいるのが柳瀬川で、
左側が空堀川です。

<空堀川、柳瀬川合流点 地図No.1地点>

ところどころで水が涸れています。

<清瀬市 野塩 大沼田橋から下流方向を 地図No.2地点>

いっきに飛びまして新青梅街道との交差部。

<東村山市 美住町 上流方向を 地図No.3地点>

河川改修工事が進行中です。
小さな水路になったかと思うと、大きな水路がすぐ近くを通っていたりします。
 

ところどころに行き止まりの表示が。ここは自転車は通れました。



<新上砂橋>
上の写真の拡大です。「平成狸合戦ぽんぽこ」に出てきた山の絵を思い出したので。


川沿いをちょっと離れて丘の上に登ってみました。
近くには「奈良橋川」の時にダイダラボッチ関連で参照した神明神社があります。

<地図No.4地点>

なんとも味気ない水路になっています。

<念仏塚橋から>

青梅街道と交差するところ。

<武蔵村山市 中央 地図No.5地点>

狭山丘陵がだんだん近づいてきてもうすぐ終わりです。


最上流端の表示が出てきました。

<地図No.6地点>
さらに上流へとたどると暗渠に。
  
<右:武蔵村山市歴史民俗資料館>

終着点の野山北公園です。

公園には池があってその上流に谷戸田があります。武蔵村山市内の小学生のための
「水稲栽培学習園」と書いてありました。

<水稲栽培学習園 地図No.7地点>
さらにその上流はいよいよ源流部ですが立ち入れません。


そこで尾根に出てまわってみることにしました。この尾根が分水界ということになります。
  
<左:谷戸から尾根に上がったところ。右:尾根の道を六地蔵の方へ>

<六地蔵 地図No.8地点>


<『カシミール3D』使用 国土地理院1:25000地形図を縮小加工>

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2 コメント

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そろそろ河川再整備の時期では? (空堀川)
2018-07-14 16:54:13
近頃の河川氾濫の観点から見てみると、空堀川も再整備の時期かと思われます。

川の中に大きく育ちすぎた大木が多数見受けられます。
増水時の川の流れをせき止めたり、木が折れて橋げたにぶつかる可能性など考えられます。
せめて、かわの真ん中あたりにある木々は伐採するべきだとおもいます。

あとコンクリートの老朽化した地点の再整備や川底をもっと深くしていかないと、これからの異常気象に対応できない恐れがあります。

逃げることは最終手段であり、人命や財産をまもるため、はやめの空堀川の再整備をはやくできることから着手する段階だとおもいます。
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水害 (水無月)
2018-08-12 16:30:02
コメントありがとうございました。
コメントをきっかけに私も自分の地域の水害ハザードマップをあらためて見てみました。防災というと主に地震しか頭になかったので、自分も水害の危険がけっこう高い場所に住んでいるのだなと認識を新たにしました。
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