川崎市黒川の早春の谷戸の風景。撮影日は3月20日です。
<この写真は特別緑地保全地区ではないかもしれません>
表題の「黒川海道」の「海道」ですが、Wikipediaの「黒川(川崎市)」には「瓜生黒川海道(街道・往還)」
という項目があり、海道は街道だととれますが、一方で、柳田國男は「地名の研究」で海道=垣内としています。
(黒川の例を語っているわけではありませんが)
引用 「柳田國男全集20」ちくま文庫 p.234 「地名の研究」 三六 垣内と谷地
引用おわり
それではこの垣内とはなにかについては「地名の研究」三六 垣内と谷地 を見ていただくのが一番いいのですが
またあらためて調べてみたいと思います。
(3/26 追記)
「川崎地名辞典 (下)」の「黒川村 字名 海道」の欄に以下の記述がありました。
引用 「川崎地名辞典 (下)」日本地名研究所編 川崎市発行 2004年
引用おわり
<この写真は特別緑地保全地区ではないかもしれません>
表題の「黒川海道」の「海道」ですが、Wikipediaの「黒川(川崎市)」には「瓜生黒川海道(街道・往還)」
という項目があり、海道は街道だととれますが、一方で、柳田國男は「地名の研究」で海道=垣内としています。
(黒川の例を語っているわけではありませんが)
引用 「柳田國男全集20」ちくま文庫 p.234 「地名の研究」 三六 垣内と谷地
垣内は古くからカキツと唱えていた。それがカイツとなりカイトとなったので、処によってはカイチと聞こえ、
または方言でカクチとも発音したかと思う。伊勢・近江・美濃などはカイトまたはカイドであったとみえて、
貝戸・海道・皆渡・開土・外戸などの字が当ててある。
または方言でカクチとも発音したかと思う。伊勢・近江・美濃などはカイトまたはカイドであったとみえて、
貝戸・海道・皆渡・開土・外戸などの字が当ててある。
引用おわり
それではこの垣内とはなにかについては「地名の研究」三六 垣内と谷地 を見ていただくのが一番いいのですが
またあらためて調べてみたいと思います。
(3/26 追記)
「川崎地名辞典 (下)」の「黒川村 字名 海道」の欄に以下の記述がありました。
引用 「川崎地名辞典 (下)」日本地名研究所編 川崎市発行 2004年
村域の西の地区。街道とは関係ない地名で、多分カイトの転化かと推定される。
カイトとは関西中心に多い集落地名で、古くは「垣内」と表記された。東国でも各地にある地名。
カイトとは関西中心に多い集落地名で、古くは「垣内」と表記された。東国でも各地にある地名。
引用おわり
コメントありがとうございます。
私はエアロバイクが欲しいと思いつつ買おうか迷っております。
微妙に風邪の症状が出たり引いたりで2週間後にどうなっていますやら。
何とかかわして、またお目にかかれますよう。