失なわれゆく風景

多摩地区周辺の失われた風景。定点撮影。愚問愚答。

境川 西俣野・東俣野

2009年12月30日 | 残ってほしい風景
境川沿いで一番広く田園景観が残っているのは藤沢市西俣野、
横浜市東俣野あたりはではないでしょうか。

<藤沢市西俣野>

<横浜市東俣野 東西橋付近>

<右岸の丘陵上から東(横浜市側)方向 東西橋の下流あたり>

ここに行く一つの道として、
小田急江ノ島線の善行駅を降りて東に向かい
立石神社のあたりを目指して行きますと境川の立石橋に出ます。

<「立石」の信号付近から北方向>

立石橋から上流に向かうと、横浜水道の橋が架かっています。

<横浜水道>

横浜水道を過ぎ上流側に水田と斜面林が続きます。

<横浜水道の北側の風景>

斜面林は藤沢市の「境川緑地保全地区」になっているようです。
(現地にある「境川沿い緑地鳥獣保護区」の表示板を載せておきます。
確かめていませんが、緑地保全地区とだいたい重なっているのでは)


川沿いには境川自転車道(藤沢大和自転車道)が通っています。

<境川左岸から上流方向を。自転車道は対岸側(右岸側)です>

私が訪れたときは自動車の音もあまりなく
谷がすっぽりと静けさにつつまれているような良い感じでした。
(ただ、自転車道は自転車が高速で通ったりしますので要注意です。
 それに現実は美しいものばかりではありませんけれど)

先ほどの「立石」の信号からハケ沿いに行ってみます。




柑橘系のさわやかな香りがほのかにしてくるところがありました。
(11月中旬から12月中旬ころのことです)
何のにおいだろうと思っていたところ
カラスザンショウの実が落ちていてたいへんいいにおいでした。

<写真は藤沢市今田にて>
これを拾って家に持ち帰り部屋に置いています。
1週間以上経っていますが、まだいい香りが漂っています。
コメント
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