負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

怒り ・・・ 損ばかり

2012-07-05 22:59:12 | 原発震災避難者


遠足



「 腹へり男は 腹立ち男 」 ・・・
 
たしかに 空腹のときは腹が立ちやすいものですが

しかし 空腹ぐらいの悪条件に流されるようでは

・・・ 自制力は とうてい一人前にはほど遠いでしょうね。


「 腹の立つようには 家倉(いえくら)建たぬ 」 ・・・

腹を立てることの容易さと

マイ・ホームを建てることのむずかしさを対比させると同時に

怒りっぽい人は ・・・ 損ばかりするから

家や倉を建てるまでには なかなかゆけぬ 

と 暗に ・・・ さとしているのでしょうね。



怒ることは 健康にもよくありません。


血液が酸化し 血圧があがり 体内に毒が生じて

それが ・・・ 肝臓の負担になります。


逆に 「 肝臓の悪い人は怒りっぽい 」わけで

この観点からも ・・・ まさしく 「 怒りは敵 」 ですよ。







真の強さとは ・・・ 克己

2012-07-05 17:48:56 | 原発震災避難者


遠足



・・・ 他ニ勝ツ者ハ力アリ 自ラ勝ツ者ハ強シ。


老子の言葉です。



「 自勝 」 は ミズカラニ勝ツ と読んでもよいでしょうし

また その意味でもあります。

いわゆる 「 克己 」 のことです。


勝負なり 競争なりにおいて 他人に勝つのは 力(才能)があるのです。

それはそれなりに 価値があるでしょう。

しかし それはそれだけの 相対的な( 二義的な )価値でしかありません。

いくら他人に勝っても それをもって 「 強い 」 とはいえないのです。


第一義的な絶対の価値は 自分に勝( 克 )つこと 

・・・ それだけにあります。

それのできる人だけが 真に強いといえるのです。

他人との優劣 勝敗は 第一義的には どうでもよいことです。

人生において 真に相手とすべきは ・・・ この自分自身だけなのです。



・・・ といった意味なのでしょう。



「 力あり 」 と 「 強し 」 の区別を ・・・ よく味わい

その次元の深浅の差のほどを ・・・ よくよく 認識すべきだと思いますね。










大きい人間 ・・・ 人への迷惑

2012-07-05 14:38:14 | 原発震災避難者


遠足



大きい人間は かならず 小さなことをキチンとします。


とくに 人への迷惑ということには 細心の「 心くばり 」をします。

かりに 私生活ではズボラである としてもです。

成功する人たちのひとつの絶対の条件であろう と思います。



むかし むかしの例で ・・・ 申し訳ありません。


「 ブルースの女王 」 淡谷のり子さんは

歌手になってから約60年間というもの

仕事のうえで 約束の時間におくれたことは

一度たりともないそうです。


「 女王 」 になりえた理由がわかったように

・・・ 私は 思ったことでした。



もっとスゴイ記録があります。


1966年 数え年94で亡くなられた

東大名誉教授というよりも 玄米食の唱導者として名が高く

その功によって 文化勲章を受けられた ・・・

二木謙三医博は 60数年間というもの

大学の講義はもとより 出席を約した公私いかなる会合にも

無遅刻 無欠勤であったそうです。


このレコード ちょっと破れそうもありませんね。


心身ともに 生命力がとくべつに充実しているのでなくては

とてもできないことでしょう。


氏は 60をこえてから合気道をはじめ

六段になられた と聞きおよびます。


氏もまた スーパーマンであったのですね。










長寿の条件 ・・・ 一生一事一貫

2012-07-05 11:40:17 | 原発震災避難者


遠足



とくべつの長寿者は 例外なく

すくなくとも つぎの三条件を満たしているようです。


1.飲食物の節制

2.はたらくことが好き

3.心が平和 クヨクヨ イライラしない


1.と3.は 常識的にわかることですが

2.は あまり注目されない要件のようです。

だが 長生きの根本の秘訣は 案外

・・・ このへんのところにあるのかもしれませんね。



長生きは ただ働くのほかになし 流るる水のくさらぬを見よ



長寿者に共通することは

自分の生涯が それにつながる仕事

いわゆる ライフワークをもっていたこと。

かつ 楽しみつつ これに取りくんできた ということです。


そこまで注目して はじめて

「 流るる水のくさらぬ 」 という表現の味が

よく理解できるというものでしょうね。


流れることは 水の本性です。

働くことは 人の本能です。


水は 一つの水路を絶えず流れます。

人においては 「 一生一事一貫 」というのが

・・・ 至福の人生であるらしいですね。


いま ・・・ そんなことを考えてみました。










世間は盲目 ・・・ うわべだけ

2012-07-05 04:19:34 | 原発震災避難者


遠足




世間は とかくめくらです。



博士号をもっていると ・・・ 名医だと思う。

教授という肩書きに ・・・ 尊敬の念を払う。

衣をきて 数珠をまさぐっていると ・・・ 宗教家と思い込む。

毎朝お経を読んだり写経していると ・・・ 信心家と錯覚する。

テレビに出ているから ・・・

何か素晴らしい能力をもっていると 早とちりする。


世間の目 マスコミの目は つねにものの外側ばかりみています。

外形 ・ 評判 ・ 虚名で判断します。

内容 実質などは みようとしません。


袈裟をまとったら その綺麗な衣にだけ目をとめて

「 良い坊さんだ 一人前の出家だ 」 と判断するのと同じです。

なぜ 衣をつけて お経をよむだけで

一人前の坊さんといえるのか ・・・ 私にはわかりません。


博士で 白い手術着をきたって ヤブ医者はたくさんいます。

名医は そんな外見でわかるものではありません。


名僧も ・・・ しかり です。

マスコミに出てくる僧など

・・・ まず ロクな坊さんはおりません。

第一 命がけで修行していたら

そんなヒマがあろうはずがありません。



このように 「 風体(ふうてい) 」 にとらわれて

ものの表裏をみぬこうとしない怠慢さと いい加減さ ・・・

このうわべだけの軽率な判断を ・・・ 私たちは よくしがちですね。