負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

比較するから ・・・ 悩み・苦しむ

2012-07-16 22:17:21 | 原発震災避難者


遠足



人というものは 比較するから悩み 苦しむのですから ・・・

比較しない自分の世界をつくることが大切です。


比較しないからといって 逃げて 自らに籠もることではありません。

・・・ 大きな自分の世界に安住することです。

狭い自分の世界に閉じこもるわけではありませんが

自分の世界をもつということは 心の安心を得るということです。


他人と比較して 善し悪しをつけてしまうから 苦しむので ・・・

比較するという能力があっても ・・・

これに善悪という価値をつけないということを

心のあり方の中心において生きる ・・・ ということですね。







育児書は役に立たない ・・・ 世の中と同じ

2012-07-16 17:06:52 | 原発震災避難者


遠足



先日 育児書の権化みたいなお母さんが見えられた。

お話を聞いているうちに ・・・ 正直 「 まいったな~ 」 が本音です。


現実の世の中は ・・・ 生きています。

ということは 世の中そのものが 生きものなわけです。

生きものに ・・・ 理屈は通用しません。


たとえば 現実の子育てに 育児書は あまり役立たないようなものです。

頭でっかちの理屈で 子育てに取り組み

ウチの子は どうも本に書かれてあるのとちがう と嘆いても

・・・ それは 当然のことですよ お母さん。


ある種の条件設定によりつくられた理屈を

ストレートに現実に向きあわせるのは ・・・ 危険です。


わが子には わが子の個性があります。

一般理論の条件設定にはない 現実の諸要素をたくさん孕ませているのです。


わが子の育児理論は 理屈をこえた子育ての体験の内からのみできるもの

・・・ と言えるのではないでしょうか ・・・ ね お母さん。


と ・・・ チョッピリ皮肉をこめて 難(むずか)しそうに言ってみました。







母親の美学

2012-07-16 09:25:43 | 原発震災避難者


遠足



人間は 緊張感を要する相手には

無意識裡に 自分をよく見せようとする傾向があります。

逆に 気を許す相手には

自分の汚いところまでさらしても 平気です。


母親の場合は いつも わが子にそれをしがちです。

ですから 子どもは 自分の母親の

もっとも醜い面を見て 育ちかねないのです。


世間的には 体裁をつくろうことはできても

わが子の目を ごまかすことはできません。


「 生き方の美学 」をもたない親が

経済価値にのみ眼を向けて生きるとき

果たして どんな子育てができるのでしょうか。


もっとレベルの高い生活をしたいと ・・・ 働きに出たのはよいが

浪費グセをもった子どもに悩まされるという母親の多い ・・・ 今日です。







お母さんへ ・・・ 甘さを求める不幸

2012-07-16 06:29:18 | 原発震災避難者


遠足



アマイは おいしい

ニガイは まずい カライも まずい ・・・


現に 子どもと一緒に にぎり寿司を食べるとき

「 お母さん この下に入っているカライのとって 」 と言います。

「 ニンジンは 体にいいよ 」と言いますと 「 クサイから いや 」 と言う。

フキノトウなんか食べさせたら もう 三日ぐらい恨まれます。


だから 子どもは 甘いもの

甘みのあるちょっと塩気のあるものというのを 美味しいと言います。

そこで 親が 辛いもの 苦いものは ・・・ まずいものと考え

子どもを幸福にしてやりたいから

子どもが喜ぶ 甘いものばかり食べさせていたら ・・・ どうなりますか。


健康のことは しばらくおいて

この子は 甘いという味しか知らずに

・・・ 一生が終わってしまうでしょうね。