藤が華やかに咲いている。
小さな房状のつぼみが上のほうから咲きだす。
いつの間にか花房が長く長く垂れている。
万葉の歌人の心をとらえた藤。
紫の花色が気品をただよわせている。
わがやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを
大伴家持
恋しけば 形見にせむと 我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり
山部赤人
ブログを書き出して3年目の藤の花。
毎年同じように季節は巡ってくる。
この何の変哲もない日常が幸せなのかも知れない。
春と夏の狭間にあってこの時季いつも体調を崩す。
ソファに横になって窓の外を眺める。
つややかな柔らかい若葉の中をすがすがしい風がふきぬける。
若葉を照らしていた陽が乱舞する。
このみずみずしい若葉を見ていると心が高揚する。
また、頑張らなくては……。
あらたふと青葉若葉の日の光 芭蕉
小さな房状のつぼみが上のほうから咲きだす。
いつの間にか花房が長く長く垂れている。
万葉の歌人の心をとらえた藤。
紫の花色が気品をただよわせている。
わがやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを
大伴家持
恋しけば 形見にせむと 我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり
山部赤人
ブログを書き出して3年目の藤の花。
毎年同じように季節は巡ってくる。
この何の変哲もない日常が幸せなのかも知れない。
春と夏の狭間にあってこの時季いつも体調を崩す。
ソファに横になって窓の外を眺める。
つややかな柔らかい若葉の中をすがすがしい風がふきぬける。
若葉を照らしていた陽が乱舞する。
このみずみずしい若葉を見ていると心が高揚する。
また、頑張らなくては……。
あらたふと青葉若葉の日の光 芭蕉