猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

6年目で咲いた黄モッコウバラ/ドミニク・ロワゾー

2010-05-11 17:27:27 | Weblog
    黄モッコウバラを買ったのは6年前のことだった。
    ずいぶん長い時間がかかった、やっと蕾をつけた。
    蕾をつけた時の感激。
    日に何度も蕾をみに庭に出た。

         

    黄モッコウバラが咲いた。
    思わず大声で夫に知らせる。
    黄色の絵の具に白をまぜたような優しい色合い。
    なんて上品な可愛いバラ。
    花はまばらだがかえって花の可憐な美しさをきわだたせている。

         

         

                  

    わたしの小さな夢。
    窓辺にバラを這わせること。
    それがかないつつある。
    モッコウバラが終わると可愛いアンジェラがたわわに花を咲かせるだろう。

         

         

    何十年ぶりですごい風邪をひいてしまった。
    喉の痛みと頭痛がひどい。
    夫がバラに水をあげてくれた。
    それでも重い身体でバラを見に行く。
    今までぜんぜん気がつかなかった。
    ドミニク・ロワゾーが咲いていた。
    白にわずかにピンクを溶かしたようなバラ。
    触ると解けてしまいそうな繊細な花びらを、風にゆだねていた。