ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

黄落

2007年11月19日 | Weblog
永劫の中の瞬き黄落す

 木々の黄落の代表的な美しさは、何と言っても銀杏だと思う。

いさぎよくはらはらと舞い落ちる風情に心が揺れる。

永劫の無限大があるのか無いのか、それも解らないけれど、

その中の一瞬である今日の今を観ているし、何かを感じている。

ずっと気がかりの近所の友人のお宅に、今日やっと訪問することが出来た。

先日、満中陰志が送られて来たので、そのお礼に伺ったのだ。

「あっお久し振り」と互いに笑顔で挨拶を交わしたものの、

「まだお骨も置いてるんよ」と、毎日が涙の連続の様子である。

ショックと寂しさ、喪失感の大きな痛手を負っている彼女を想い、

励ます言葉をいろいろ考えてはいたものの、かなり難しいことだ。

同じような体験をされた、他の友人の例を二つほど引いてお話しをした。

彼女は堰を切ったように、亡くなられた時の様子や、その後の気持ちを

沢山話して下さり、少しは気分が軽くなってくれたかなと思うのだが。

兎も角気がかりだったことが、今日やっと出来て良かった。

今まで、お気の毒過ぎて訪問が出来なかったけれど、

これで又通い易くなった。




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