聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

まるでベガス旅行のスライドショー

2009-10-12 16:30:10 | 洋画クライムアクション・バイオレンス
スティーヴン・ソダーバーグ監督の映画は
見ているとうっとりする。
ストーリーよりも、その瞬間瞬間を見ているのが楽しい。
まるで旅行写真を
スライドショーで見ているような気分

そして、この作品もベガスに行きたくなる


オーシャンズ13 


人気シリーズ3作目、06年の作品です。


今回はダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の仲間、
ルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド)が
寝込んでいるところから始まります。


と言うのもルーベンが
ウィリー・バンク(アル・パチーノ)に裏切られ
すっかり財産を失い、意気消沈してしまったのです。


そこで立ち上がったのが、いつもの仲間。
ダニエルの右腕ラスティー・ライアン(ブラット・ピット)
父は有名な泥棒ライナス・コードウェル(マット・デイモン)
爆弾の事はお任せバシャー・タードン・チードル
カジノのディーラーフランク・キャットン(バーニー・マック)など。

バンクに報復する為
再びカジノ強盗を行うのです

しかも今回は豪華なダイヤも


前作までは敵だったカジノ王
テリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)も
資金面から加わって
オーシャンズたちはカジノで大暴れ

さて、今回はどんな手法で、難関を突破するのでしょうか



改めて撮影の仕方、
つまり画(え)が格好良いなあと思います。

海外ドラマ「24」などではお馴染みだけど
同じ時間を3つ位のシーンに区切ってみせるとか。

何と言っても、4つのシーンに区切った時
真ん中2つが各々1人を写しているんですね。
両端は多分、30度位内回りにして写しているんです。
何の為か


知りません
でも、とにかく格好良いんです
理由なんて無い。
感覚的にステキだと思うし、それ以上語るのはナンセンス


だから他の人はどうか分かりませんが
私の場合はアクションでありながら
全くハラハラドキドキはしません。

普通アクションやミステリーって
先が気になるものだと思うんですが
この作品は、今を
その瞬間を見つめていたい。

まるで恋した乙女が好きな人を見ている感じ
あは。


ところで、このオーシャンズシリーズは
出ているメンバーが豪華で話題性があったし
興行的にもヒットしています。
だから4作目が登場しても不思議ではないんだけど
続編は制作されそうもありません。

何故なら、フランク役のバーニー・マック
08年に亡くなっているから。

監督はこのメンバーにこだわっていたので
「オーシャンズ14はありえない。」と断言しています。

これだけヒットしたシリーズの続編を
自分の為に作らないで居てもらえるなんて
バーニーにとっては
この上ない名誉であり、供養なのではないでしょうか?


そんな事をするソダーバーグ監督はやっぱり好きです


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