聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

憧れのノスタルジー!?

2011-09-29 16:01:38 | 邦画ミステリー・サスペンス
これだけ自分の知っている場所が
映画に出てくるなんて、そうそうない

しかも、好評で早くも続編制作が決定


北海道が生んだ大スター大泉 洋さんが主演とくれば
ますます″北海道人″が応援したくなる作品です





探偵はBARにいる


個性派俳優のこのポジション。
どうしても大泉さんと田中 邦衛さんが
かぶってしまうのは私だけ


原作ススキノ探偵シリーズ「バーにかかってきた電話」の
作者東 直己さんもまた札幌を中心に活動中


北海道の方なら″のりゆき″でお馴染みかな
思いっきり、ローカルネタ




札幌の歓楽街ススキノ
この街を知りつくしている(大泉 洋)は
探偵をしている。


暇さえあれば寝ていたいという
変わり者の北大生高田(松田 龍平)を
運転手に。



そんなある日、行きつけのバーに
″コンドウキョウコ″と名乗る女から1本の電話が掛かってきた


簡単な以来だと思って引き受けたのが
実行した直後に半殺しの目に



地元のヤクザ「桐原組」の若頭相田松重 豊)に訊くと
どうやら、関西の裏社会が関係しているらしく…




果たして事件の真相は
そして、"コンドウキョウコ"とは何者なの


大泉 洋さんが札幌を駆け抜けるアクション・ミステリーです








缶ピース、黒電話、光岡自動車、
純喫茶、ロンリコ、キャバクラ…


きっとこの作品に"共感"するのって
私より1つ上の世代以上ですよね



たぶん、バブルを知っている世代が
心をくすぐられる小ネタが
一杯出てくるんじゃないでしょうか


実際、私は知らないので
最初に書いたキーワードで手一杯だったんですが
他にも沢山あるんじゃないのかな



"うわ~、懐かしい"とか"はまった~"とか
いわゆる「ノスタルジー」を感じるもの。


そういう意味では、個人的に
「コクリコ坂から」と同じ感覚を味わってしまった


正直、解らない


別にだから駄目というのではなく、
当然、その時その時で
生きた、過ごした人にしか解らない空気感というのが
あると思うんですね。



もちろん、流行した歌とかドラマとかでは
皆懐かしさを感じると思うんですが、
1つの時代として私達世代が後に
"ノスタルジー"を感じる何かって
あるんだろうかとふと思ったのです。

社会全体の共通認識としての何かが。



気が付けば、田舎にまで大手企業が進出し、
どこに行っても同じ街並み。

ファストファッションが流行してみんな同じスタイル。

お酒も飲まず、タバコも吸わなくなり
車も乗らない…




もちろん個々を見れば、様々あるのでしょうが
果たして社会全体として
同じ方を向いた、同じ価値観を共有した事って
最近、あったっけ


それとも私がまだ働き盛りの年齢だから
"ノスタルジー"を感じるには、早いだけなのかな


決して昔に生まれたかったとは思わないけど
そんな"こだわり"を共有できた時代が
ちょっとだけうらやましい気もします。


あ、余談ですが、
光岡は私が免許を取りに行っていた時
「いつか乗りたい」と憧れた車


タンカレーよりボンベイ・サファイア、
ウイスキーならローゼズの黒。
今はほとんど飲まなくなったけど、
ちょっと知ったかして注文したバー。

これには"ノスタルジー"を感じます


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