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聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

CSI:ニューヨーク シーズン8

2013-05-19 13:05:34 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
どちらかというと日本人に通じるものがある
几帳面さやコツコツ努力する姿勢がドラマ全体から醸し出されていて、
やっぱり私はシリーズの中で、このニューヨーク版が好みなんだなぁ


加えて前シーズンから仲間入りした
セラ・ウォード演じるジョー・ダンヴィル
その真面目さを程よく崩していて、喜怒哀楽にもふり幅が出たと思います

彼女がいるからこそ、
#7"毒牙"でのダニーの言葉も生まれたし。

めちゃめちゃになった現場を見て、「ジョーのオフィスみたいだ」って



  

 CSI:NY 8TH SEASON



A.J.バックリー演じるアダムもまた
良い具合に崩しているよね

彼の回りくどい説明に笑ったり、苦笑いしたり
時には、いやほとんどかないらっとしたりしている
マックを見るのも好きです

残念ながらシーズン9でのキャンセルが発表されましたが
充分楽しく見ている日本最新シーズン、
とこよりも早くWOWOWで全18話放送されました




死を身近に感じ
ニューヨーク市警(=NYPD)で働き続ける事に自信がなくなった
マック・テイラーゲイリー・シニーズ)は
科学捜査班(=CSI)を離れる事に


とりあえずチーフの代わりは
ジョー・ダンヴィル(セラ・ウォード)が務めるのですが
チームを離れるのは彼だけではありません
ダニー・メッサー(カーマイン・ジョヴィナッツォ)もまた…


と言っても彼は昇進
巡査部長になり、部下を従え現場で働くのです。



そんな訳、で家庭も仕事もタフにこなすリンジー・モンロー(アンナ・ベルナップ)、
検死官から捜査員になったシェルドン・ホークス(ヒル・ハーパー)、
ITを得意とするムードメーカーアダム・ロス(A.J.バックリー)、
そしてドン・フラック刑事(エイデン・ケイヒル)は居るものの
新しい人材も探して、チームはバラバラ

検死官シド・ハマーバック(ロバート・ジョイ)にも
大きな変化が訪れるようで


同時多発テロからちょうど10年の節目にあたる
2011年に始まった今シーズンは
メンバー各々の2001年9月11日を描いたエピソードや
ジョーがFBIを追われるきっかけになった事件も深く描かれ、
さらにマックに新しいお相手も現れるようで…ますます目が離せません











今シーズン最初の#1"9月11日の記憶"は
シリーズ160話以上見てきた中でも出色したエピでした


中でも興味深かったのはアダム


当時大学生だった彼は
前日飲み歩いていて昼過ぎまで寝ていたけど
今まで後ろめたくて誰にも言えずにいた…


この時亡くなった方、尽力した方は数えきれないほどで
ドキュメンタリー、映画、ドラマでも一杯、
もちろんこのエピの中でも描かれています。

けれどアダムの様な人がいたのもまた事実ではないでしょうか


決して胸張って言える事ではないけれど
バカやった日がたまたまこの日だったのです。


それなのに偶然この日だったために
必要以上に自分を責めなければならなくなった。
それが9.11という日…

長く続いているドラマで
しかも舞台がここニューヨークだからこそ切り取れた部分だと思いました




#4"疑惑の銃弾"も良かったナ~

ダニーが立派な先輩になったかと思いきや
こんな形でチームに戻って来るとは

後輩に話を付けに行ったリンジーも格好良かった

今シーズンは仲の良さを物語るシーンが要所要所に織り込まれていて
ダニーが眉間のしわを触って嫌がっているのも微笑ましかったし、
フラックに「家でやってくれ」って
突っ込まれるなんてお話もありましたね~。

#17"悲しいギフト"では
「傍にある幸せな贈り物に気付いていないのが哀れだわ」と
リンジーが事件の重要人物に言っていましたが
ここからも2人が幸せなのが伺えました



#6"墓穴"では久しぶりにシドが活躍

しばらく人の恋愛話に絡んでこないよな~と思っていたら、
「ハマーバック・スリーパー」なる安眠枕を開発していたとは

マックに「死体のような寝心地」は駄目だとか
愛情を込めて「変人」とか言われてたけどね

その後、この安眠枕の特許が日本の企業に売れて
突然大金持ちなったのに、
念願叶って買ったのがダイソンの掃除機って

最終的には科学捜査のために大学に寄付したなんて
目頭が熱くなってしまいましたよ

本当今シーズン、シド好きには嬉しいお話が一杯ありました


そして、ジョーが追われた理由が明らかになった
2つのエピ#8、9"奪われた人生"最後の手段"にも
触れない訳にはいきません


FBI時代、彼女は同僚が証拠を駄目にしたのを公にした事で
レイプ犯が釈放されてしまったのです。

彼女が間違った事をした訳ではないけれど
被害者の父親が権力を持っていたので仕事を奪われてしまった…


そのレイプ犯が再び現れた

被害者はレッドセルにも出ていたボー・ガレットが演じているのですが、
嘘を付いていたんですね。

この嘘のせいで犯人が再び釈放されそうになったのですが
根拠が"科学″


そう、科学だったんですよ~

長く見ていると、違うパターンを求めるし、
制作側もマンネリを避けるために様々な工夫を凝らしてくるので
本来のコンセプトを忘れそうになる。

でもこのドラマはやはり″最新科学を駆使して″

被害者が不利になってしまったけど
リンジーが科学に基づき証言した結果なのがファンには嬉しい展開でした


他にも#2"ロックな恋人"では斬新な偽札の作り方、
#10"消された関係"では同時に撮られた写真を3Dにして
犯人を割り出すなんて日進月歩の科学を見る事ができます


きっとこの奇をてらわない辺りもニューヨーク版の魅力だろうな~。

シーズン・フィナーレ"死の淵にて"もそう

マックが撃たれてしまって生死をさまようエピソード。
特別珍しい事件ではなかったけれど
臨死体験するマックが各々のメンバーと会話していくんです。
もちろんこの"臨死体験"エピもよくあるけど魅せるんですね~

制作にも携わっている分、出演時間が少なくなっている中、
これぞマック・テイラーだと
ゲイリー・シニーズの演技力を見せつけてくれました。

残念ながら、ある程度覚悟していた通り
マイアミに続き、こちらも次のシーズンで終わってしまいますが
まだまだ面白く、続きが見たいと思わせる要素も一杯。

WOWOWではきっと「ファイナル」という文字が付くでしょうが
シーズン9の上陸を楽しみに待ちましょう


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