聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ザ・プラクティス シーズン2

2013-09-12 16:44:57 | 洋画ヒューマン
春までハリーズ・ローが放送されていて
もっともっとデヴィッド・E・ケリーの世界を知りたくなりました

このドラマは15年以上前のものだけど
正直、ハリーより勢いがあって面白いですね~

と言うより、新旧問わず今見ているアメドラの中でベスト3に入るほどのお気に入り


    

ザ・プラクティス 2ND SEASON


彼プロデュースのドラマでは何度も書いていますが、
エミー賞でドラマ・コメディ両部門作品賞を
同時受賞したのはいまだかつてケリーただ1人。

その年と言うのが1999年で
第51回のアリー my LOVE S2と次のシーズンですが、
FOXで1997~98年にかけて全28話放送されたこのシーズンも
ドラマ部門では受賞しましたよ


ドラッグの密売人や強盗、殺人犯などの弁護を
多く引き受けるドネル法律事務所

"刑事事件"というその性質上、
犯罪人や国選弁護も多く安い報酬で弁護しています。

しかも「依頼人の為に最善を尽くす」のが
アメリカの弁護士であるがゆえ
代表のボビー・ドネル(ディラン・マクダーモット)は
勝つ為なら手段を選ばない事も

そのせいで元看護士のエレノア・フラット(カムリン・マンハイム)と
ハーバード卒でボビーと個人的にも何やらある
リンジー・ドール(ケリー・ウィリアムズ)の
免許はく奪という危機を招き
事務所の方向転換を迫られます

ボビーの女房的存在のユージーン・ヤング(スティーヴ・ハリス)もまた
仕事とは言え有罪だと判っている人を
無罪にする事に自問自答し…


一方、銀行で不正を働きクビになったものの
ボビーの為だったので、事務所に雇ってもらった
ジミー・バルッディ(マイケル・バダルコ)は
実力で認めてもらえるよう奮闘する事に。


様々な悩みや葛藤を抱えならがら、
時には激しい対立もいとわず依頼人を守るために闘う
ボストンの弁護士軍団が
正義とは何かを問いかける法廷ドラマ第2弾は
アリーmy LOVEとのクロスオーバーエピもありますよ





多くのドラマではウザキャラというのか
何とも好きになれないキャラが登場し、
そういう人こそ物語を引っ掻き回してくれるので必要ですよね。

ところが気が付けば、このドラマには嫌いな人が誰もいない
むしろ皆魅力的

人が持っている弱さが映し出されているからだろうな~。


何と言ってもジミー

コンプレックスが多い彼はからかわれるのに敏感。
普通なら笑って済ませる様な話も
心に辛さが募っていきます。

だからこそ"皆に認められたい"という思いが強く
扱う事件も無理をしたがるんですね。

その最たるものが中盤の送電線裁判。

普通裁判で勝つためには因果関係を証明しなければいけません。
今回の裁判なら、
「電磁波が癌を引き起こした」という医学的証拠を出さなければならない。

ところがそれがないのに
一部の地域で癌患者が多い事実だけで
集団訴訟を起こしたのです。

しかもありえない多額の和解金を提示されても
「責任を認めない」被告側に納得できずに断った

結果的に完全勝利を勝ち取ったから良かったものの、本当にひやひやしました。
うん。
今回のジミーは頑張った


女性陣も格好良い

#22"寡黙な殺人者"では裁判を政治に利用とした判事に
法廷侮辱罪を適用されるのを覚悟に
「法廷の威厳は陪審員が保った」と言い放ったエレノア。


ボビーと付き合い始めていたヘレン・ギャンブル検事(ララ・フリン・ボイル)が
プライベートで何気に話した事が
たまたまボビーの依頼人に不利になる内容で
それを依頼人に伝えたため人の命が奪われてしまった…

敵対する職業である以上利益が相反するのは仕方がないけど
結局"検事"である事を選んだヘレン。

別れてすぐの殺人事件を扱った裁判を描いた
#20"全面対決"は真っ向から対決していて
見応えがありましたね~

最終的に本当は有罪なのか無罪なのか判らなかったのも
リアリティがあった。
アメリカの裁判は特に"本当は"どうかより
裁判で勝つか負けるかが運命の分かれ道なんですよね

誰も彼もが弱さと強さを併せ持っていて
好きになってしまう面々です


そうそう現在活躍するゲスト陣も多く出演していましたね~

#1"禁断の恋"にはグレ・アナ24-TENTY FOUR-でお馴染みの
キム・レイヴァー
同じく24-TENTY FOUR-からはメンタリストにも出ている
グレゴリー・イッツエンが#9"淀んだ水"に。

#4"我らの流儀"にはホワイトカラーSEX AND THE CITY
ウィリー・ガーソンが。

#5"情事の果て"にはCSI:NYメリーナ・カルカレデス

#12"威厳ある人々"にはERハリーポール・マクレーン
彼の狂ったキャラはこっちが先だったんだね

そして何と言っても#26"セカンド・プラン"には
LOSTHAWAII FIVE Oダニエル・デイ・キムもいましたが
キャリスタ・フロックハートギル・ベローズ

そう、アリーmy LOVEとのクロスオーバーエピだったんですよね~

同じボストンにあるアリーの事務所は民事が専門だから、
刑事事件を得意とする事務所に頼みに来たって話なんだけど
あまりに残酷な結末にアリーが
「刑事事件は私の世界じゃない」って言っていたのがすごく納得できました。

アリーの短いスカートを見てヘレンが
「彼女好きじゃないわ」って言うのも好きなシーンだったなぁ
男っぽいリンジーじゃないんだよね、
女っぽいヘレンなのこういう事言うの。

このドラマ見てから改めて見るとキャラ設定が本当上手だな~って思いました。

#15"窮地"にウィッパー判事ディラン・キャノンも出ていたけど
アリーmy LOVEと同じ判事が結構出ていますよね。

同じボストンだからこういう設定も説得力があると思います。

と気付けば書きたい事有り過ぎていつもより長くなってしまいましたが
何とか続きを見る方法はないものかと思案中。

ねえ、どなたか昔放送していた内容をDVDに保存版にしていません
貸して、貸して~

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ザ・プラクティス シーズン1
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