この回はダグ(マイケル・ケリー)に始まり、ダグで終わる。
正確に言うともう1人いるのですが、
彼の心の揺れがしっかり描かれたエピソードではないでしょうか。
ハウス・オブ・カード 2-10 : Chapter 23
面白さ:
英語レベル:
誤魔化したものの、度重なる中絶が公になったのもあって
すっかり世間から信用を失ったクレア(ロビン・ライト)。
法案を通すため頑張ってきたのに、
妻が黙って中絶したからという暗殺者に命を狙われ、
ジャッキー(モリー・パーカー)には土壇場で手を引かれる始末…
一方のフランク(ケヴィン・スペイシー)も
タスク(ジェラルド・マクレイニー)を失脚させようとするものの
なかなか思うように進まず、ついにはカジノで資金洗浄しているのを
自分だとばれない様リークしてしまいます。
自分の身も危うくなるというのに…
そして最初にも触れたダグ。
彼はもともとコールガールだったレイチェル(レイチェル・ブロズナハン )に少しずつ心を奪われ始めるんですね。
それが最初と最後の彼女の朗読によく表れています。
立場上決して許されないのですが、
彼女に何か読んでもらうと心が落ち着くダグ。
フランクがもう1人の部下の能力をかい
自分が適切に扱われていないのではないかと疑問を抱くにつれ
レイチェルへの気持ちも大きくなってきます。
恋愛感情ではないのでしょうが、その微妙な感情が見て取れます。
最初からいい味出していましたが
マイケル・ケリーはついに、はまり役を手にしましたね~。
アルコール依存症とは終わりのない闘い。
こんなにストレスがあって大丈夫なのかとハラハラさせられ、
ますます彼の演技にも注目です
さて、ここからは英語のお時間
学習中の方はもちろん、そうでない方も
よければ最後までお付き合いください。
今回1番なるほどなと思ったのはクレアの
Where did that come from?
そのまま訳せば「それはどこから来たの?」ですよね。
でもフランクが急にアダムの事を淋しくないかと尋ねてこの答え。
つまりあまりに唐突な質問だったので
:急にどうしたの?
と逆に聞き返したという訳。
知らないと、「は?どの事?」と、どの物についているのか探してしまいそうですね
ところであなたは「有難う」の言い方をどれくらい知っています?
Thank you.はご存知かと思いますが
何か言う前にやってもらったり、丁寧に言いたい時はこんな言い方もあります。
That's very thoughtful. : 有難い。
この言い方も覚えておくとカジュアルとフォーマルでも使い分けられて便利ですね
今度は想像してみて下さい。
今あなたは誰かを待っているとします。
来ないな、来ないな、何やっているんだろう…とそこに相手が現れます。
「何してたの?」
もちろんWhat were you doing?でも間違いではありませんが
そこにイライラ感は表せませんよね。
何でそんなに時間がかかったのよ!とちょっとせめる感じを出せるのがこちら。
What took you so long?
直訳すると、何があたなにそんなに時間をかからせたの?
こういう物を主語にする表現本当多いですよね。
What makes you laugh? : 何でそんなに笑ってるの?なんて
私は毎日キッズに言っています。
最後はこのフレーズ。そのまま覚えても〇。
Take a load off. : 少し休んだら。
荷物を降ろせ、という言い方なので
何か頑張っている人にはぴったりの表現。
肩に力が入っている友人に是非使ってみて下さい。
という訳で久しぶりの更新。
今月6歳児の英検があるので、またしばらく更新できないかもしれませんが
このブログもそろそろ20周年(笑)
止めはしませんので、またお立ち寄りください
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