聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

映画館で見る価値再び

2010-02-01 23:53:42 | 洋画SF・アドベンチャー、ファンタジー
これは"映画を見に行った"と表現していいのでしょうか

初めて映画館に行った時と
私はホームアローンだったけど
比べ物にならない位の衝撃

今まで誰にも破られなかったタイタニック興行収入を
たった39日間で自らがぬりかえ
すでに20億円を突破し、まだまだ勢いが止まらない


アバター 



この作品の売りは何と言っても"デジタル3D"
よしおかもデジタル3D初体験してきました
しかも眼鏡がこんなに大きくて、赤と青がはっきりしていないrっ




時は22世紀。
遠い惑星パンドラには人間と似た様な姿をした
"ナヴィ"という民族が住んでいます。

彼らは輝く美しい肌で
神秘的な力を信じ、自然と共生しています。

その平和な土地で
利益の為に、あるプロジェクトを行おうとしているのは
スカイ・ピープル=人間。


パンドラは人間には大気が有毒で
マスク無しには暮らせないんですね。

そこで遺伝子を組み合わせた
ナヴィそっくりの肉体"アバター"を作り出し
人間はドライバーとして
彼らの生活に侵入します。

その1人がジェイク・サリー(サム・ワーシントン)。
彼はもともと海兵隊員だったんだけど
戦闘で足を怪我し、不自由になったのです。


ドライバーになれば
パンドラでは自由に歩けるし、
任務を完了すれば、手術の費用も出してもらえるしと
深く考えずにプロジェクトに参加したのですが…


構想14年、製作に4年以上の歳月を費やし
ジェームズ・キャメロン
満を持して世に送り出したデジタル3DSF作品です




ストーリーは若干見た事ある様な気もしますが
そのイマジネーションに圧倒されます。

実際には見た事のない生物を描き出す訳だけど
どこからその発想が生まれてくるのでしょう
この映画はその世界観を体験する作品だと思います

そう、まさに"体験"


この作品はデジタル3Dを抜きにしては語れませんが
その前に、
現在の3Dブームは
第3次立体映画ブームだとご存知ですか

第1次1952~54年
第2次1982~84年
そして第3次が今。

これらすべての背景には「映画館離れ」があります。

最初はTVの普及。
2度目はCATVの普及。
ご存知の方も多いかと思いますが
土地が広大なアメリカでは日本と比べ物にならない位。
だから沢山のドラマがあるんですが。

そして今はTVの大型化、デジタル化。
ブルーレイも登場したし
はっきり言って映画館に行く意味って…


正直、映画が大好きな私だって行く頻度が極端に減りました




が、しか~つ


今回の3Dはすごいっっ


20世紀FOXの作品って
サーチライトが夜空を照らすオープニング・ロゴなんですが
このライトがこちらまで照らしているみたいで
のっけからやられました~~

あとはもうその世界に没頭するだけ。
森は美しいし、
その美しい生物がこっちに飛んでくる。

沢山人が居る時
例えばライブとか講演会とか。
前の人の頭が視界をさえぎる事がありますが
まさにそんな感じで本当に人が前に居るみたい

巨大な生物が襲ってきたら
思わず飛び退いちゃうし

これで楽しまなきゃ損でしょ~って感じで
思いっきり満喫しました

この映画だけでなくいまの3Dなら
わざわざ映画館に行く意味がある。
むしろ
映画館じゃなきゃ面白さが半減するコンテンツだと思います。

まだ体験していないあなたは是非劇場へ。
もちろん、3D対応のねっっ

ちなみにストーリーに関して1つだけ。

ジェイクは侵略しようとしている本当の目的を知り
仲間との狭間に立たされ、悩み
結局ナヴィ側に立って戦います。

人間とは何て愚かな生き物なんでしょう。
別に変な信仰がある訳じゃないけど
所詮、生き物の1つ。
人間が踏み込んではならない領域があるのかもしれませんね。