アメリカだから

　アメリカだから、素晴らしいという訳でもなさそう。
　　　　　　　　（２０２４年７月５日）

　KADOKAWAの情報流出は、「日本で今までで最大」と思ったけど。
　しかし、アメリカでは、もっと大規模流出が何個もあった訳だから。
　別に、『アメリカは素晴らしい』という訳ではなくて。
　結局、人材をどこに使うかという話だと思う。
　ITについて、「出来る人間は限られている」のだから。
　後は、その『出来る人間』をどこに使うかという話で。
　『アメリカだから、何でも日本より素晴らしい』という訳ではなさそう。
　
　『欧米では、日本より、理系の大学生の割合が高くなっているのだぞ』と私のスマホのおすすめ記事では言うが。
　しかし、じゃあ、ヨーロッパの技術水準が日本より高いかと言えばそんな事はない。
　結局、「出来る人間は少なくて」その人材をどこに使うかという話で。

　どこかの記事では。
　『アメリカでは、ハッカーによる乗っ取りは日本より多い。そして、アメリカでは、身代金を払う企業が多い。日本では身代金を払う企業が少ないから、ハッキングされる事が少ない』とか書いていたけど。
　しかし、『日本は身代金を払う企業が少ないから、ハッキングが少ない』訳ではなくて。
　日本は日本語使っているから。
　アメリカは英語だから。
　外国人は日本語読めないから。
　日本語で書かれたサイトをハッキングするのが難しい。
　面倒だというべきと言うか。
　『ナイジェリア詐欺』とかあるけど。
　日本人は『英語でメールが来た』となったら、『詐欺だ』と思って、詐欺団体には払わない。
　アメリカ人は英語だから、『英語でメールが来たら』『詐欺だ』と思う人が少なくなって、詐欺団体にお金を払ってしまう人が多い、と。

　日本人でも、詐欺メールが来ても『日本語の文章がおかしい。詐欺に違いない』とか言って、詐欺に引っかからないとか。
　日本で活躍している詐欺メール団体は、日本人の団体、と。
　外国人が日本人相手にして、詐欺メール送っても、日本人を詐欺に引っかけるのが難しい。