多様性

　『私の道は、唯一の道ではなく、ただ、一つの道というに過ぎない』。『神との対話』の中にある、神の言葉だが。うーん。
　『霊的に進化するとは、無個性になることではなく、多様な個性が存在する』という事を、どこかで、読んだ気がするのだが。
　『表現形式は違います。ただ、目的は、一緒です。本当の自分を表現する事です』と、バシャールは、発言していたが。

　私達の、社会にも、パン屋さんも、あれば、自動車を作る会社もあれば、色んな、職業の人がいて、色んな会社があるよね。社会に対して、利益を与える事をするためのもの、という目的は一緒だけれども。

　霊的に進化した、社会というのは、色々な事をして、色々な考え方をする人がいるのだけれども。戦争も、人殺しもなしに、お互いに、考え、行動を尊重し合う社会の事なのかな、と思う。うーん。

　『みんな、私の考えに賛成しなければならない』という考えは持っていないけれども。独裁者はそれを要求する。イスラム教の過ちもそれだよね。イスラム教から脱退する事は、イスラム教の教義では認められていない。脱退した人は、死刑らしい。
　本当に、正しい、意見ならば、信じない自由も認めなければならない。「あなたには、選択肢があります」というのが、本当の正義のはずである、と。

　「なぜ、地獄で脅す？」。『信じなければ、地獄へ落とす』という言葉が、神の言葉な、訳がないではないか。みんな、”信じない“自由がある。

　『みんな、勝手な意見を言いやがって』というが。みんな、“勝手な意見”を言う権利がある。それを認める事が、社会的な霊的進歩ではないか、と。
　相手が、傷つくかどうかより、自分にとっての、真実を優先して、語る事の方が大事だと思う。もちろん、オブラートな言い方をした方が良いかも知れないが。

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