平和の時期が

　平和の時期が長続きすると

　橘玲さんの記事を読んだが。
　『平和の時期が長続きすると、所得格差は拡大する』と。
　「平和というのは、知的能力のある人が金持ちになる社会で、戦争というのは、体力が問題な社会だから」。
　で、「体力の格差より、知的能力の格差の方が多い」。
　だから、「平和の時期が長続きすると、所得格差は拡大する」。
　ただし、「戦争しているより、平和な時期が長続きする事は、全ての人にとって、幸福をもたらす」。

　だから、あまり、所得格差の事を言うのは良くないのだけれども。
　だけど、所得が低い人は文句を言う。『私達が貧乏なのは、不公平だ』と。
　でも、本当は、知的能力を使える社会というのは、良い社会だと思うけれども。
　だけど、知的能力が低い人達は言う。『私達が、貧乏なのは、不公平だ』と。

　ちなみに。金持ちが金持ちなのは、金持ちの知り合いがいるせいではない。
　『コネ、コネ』と言っている人がいるが、「コネに嫌われている」。
　金持ちが金持ちなのは、金持ちの思想を持っているからだ。
　で、その金持ちの思想というのは、「『誰かが悪い』と言わない事」と思う。

　貧乏な人達はすぐ言う。『誰かが悪い』と。そういう考えでは金持ちになれないと思うが。
　「『彼女達は、自己責任を取れるほど強くないから』と言ったら、怒られるのだろうか」と思う。
　自己責任というのは、『誰かが悪いせいで自分、自分達は不幸だ』と言わない事だと思うが。
　金持ちが、『誰かが悪いせいで、私、私達は不幸なのだ』と言うだろうか、と思う。
　「誰も悪い人はいないのに」。

　私と私の妹は友達が少ないが。
　貧困という訳ではない。
　「親から、援助を受けられるというのも、本人の善行」と思う。
給料（収入）が生活保護以下でも、全ての人が生活保護を受けないといけないような状況になっている訳ではない。
他の人と一緒に生活すれば、その人の収入が生活保護以下でも暮らしていけるのだから。
　他の人と一緒に暮らせるというのも、本人の善行と思う。
　
　バラバラになって。『誰かが悪い』と言うのは、簡単だけれども。
　それでは、幸せになれない。
　夫の悪口や元夫の悪口を言う女性がいるが。それでは幸せにはなれないと思う。

（続き）
　夫の悪口や、元夫の悪口を言う女性は、「間違っている」と思うけれども。
　だけど、男性でも、『上司を殴ってやりたい』と言っている人がいる。
　で、実際に上司を殴った結果首になるとか、仕事を辞める羽目になって、職を転々とし、貧乏になるらしい。

　「他者に対する批判を止めれば良いのに」と思う。
　他者に対して批判を感じるから、結局、ストレスを感じる事になって、病気になるとかして、不幸になるのに。
　口に出して、言うか言わないかは関係ないです。他者に対して批判を感じる事が、そもそもストレスの原因なのだから。
　他者に対する批判を感じなければ、ストレスを感じなくて、幸せに生きられるはずなのにと思う。

（続き）
　『悪い人』がいないと困るみたいな。
　大勢の人が、『悪い人』を探している。
　そして、『その人達のせいで、自分達は、不幸なのだ』というネタが欲しいみたい。
　市議（会議員）になるなんて、倍率低いのに。
　「市議に文句があるなら、自分が市議になれば良いじゃないか」と思う。
　自分がやらないで、文句を言うのは、不公平だと思う。
　「自分がやる事を考えてみたら？」と思う。
　そしたら、そんなに文句も言えなくなるだろうに、と思う。

　『同調圧力』ねえ。
　みんなが、自分と同じような人間でないといけないという訳ではないだろうに。
　自分の事を、『正しい』と言ってくれる人を探している。
　本当は、そんなもの必要ないかも知れないのに。

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