暇つぶしです

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日本のODAは素晴らしい パート3

2011-07-16 13:04:00 | Weblog

 (続き2)から

 関係ない話だが。アジアは、理系思考だな。つまり、『医者や、エンジニアが偉い』という感じで。欧米は、『弁護士や建築家、アーティスト、作家、デザイナー、(株の)トレーダー、営業マンが偉い』という文系思考な感じ。(これが日本で言う所の文系なのかどうかは知らないが。)

 結局、『日本で、青年海外協力隊の仕事をしたければ、理系の勉強をしなければならない』と言われる。理系には、医師や看護師も含まれると思うが。

 これは、日本人の思想をよくあらわしていると思う。でも、欧米の援助機関で働いている人というのは、どうも、文系思考な気がする。営業能力があって、語学万能で(ディスカッション、討論が得意で)、みたいな感じで。

 

 これで良いのかねえ。結局、アジア的経済援助が成功して、欧米型経済援助は失敗であった、ということなのではないのか。

 日本は、ODAを、アジアにばかりしてきて、結局、アジアは経済発展に成功した。欧米人は口では立派な事を言うが、アフリカや南米にODAをしてきて、結局、いまだに、発展途上国のまま、援助が必要とする国のままである。日本が最もODAを注ぎ込んできた国は中国であるが、結局、『中国に対するODAを廃止せよ』という主張が現れるほど、中国は経済発展してしまった。本当の援助とは、相手が、自分の国のライバルに育つことである。相手の国が援助を欲する国のままでいるというのは、援助が成功したとは、とても言えないと思う。

 

 先進国の人間が、発展途上国に行って、治療行為をするというのは、その国の将来のためにならない。本当にその国の将来のための行為をしたいのであれば。貧しいその地域に住む人で、医者になりたい人に対して、奨学金を与えるような方法にすべきである。井戸堀りも同じで。先進国の人間が発展途上国に行って、井戸を掘るような援助方法は意味がない。発展途上国の人に、井戸の掘り方を教えるような援助は意味があるけれども。

 

 後、貧しい人達が、高等教育を受けようとすると、奨学金を出そうというやり方があるが。政治学を専攻したいという人に対して、奨学金を出しても意味がないと思う。その国において、仕事が確実にあるような専攻に対して、奨学金を出すのであれば意味があるけれども。

 

 その意味では、日本における、大学無償化も私は反対である。高卒で就職した方が、世の中の役に立つ人達もいっぱいいるのに。高等教育(高校卒業以上教育)進学率が50%を超える国で、大学教育を無償化している国はないと思う。ほっとくと、誰も大学進学したがらない国においては、大学無償化している国はいっぱいあるけれども。

 

 エジプト人が言っている。『私は、化学の博士号を持っていて、コンピュータの博士号も持っている。仕事なら、何でも出来る。しかし、現状を見てください。私は、タクシー運転手です。無能なものが、引っかきまわす。これがエジプトです。』と。

 

 大学進学しても、職がないような国で。経済学を専攻する人達に対して、奨学金出しても意味ないのだよ。確実に仕事があるような、医者や看護師を専攻する人達に対して、奨学金を出す対象を絞るべきだと思う。

 

コメント
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