私は正しいから

　私は正しいから。　　（２０２４年７月２日）

　ユダヤ人は、ヨーロッパのキリスト教徒の事を信用していないでしょうね。

　第１次世界大戦の戦勝国であるヨーロッパの国々は、ドイツに多額の賠償金を課して、ドイツの工業地帯を取った。で、第２次世界大戦前、ドイツは第二次世界大戦後５０年も更新されないぐらいのハイパーインフレになった、と。
　でも、第１次世界大戦のヨーロッパの国は、ドイツがそうなるのを自業自得だと考えた、と。

　で、第二次世界大戦が始まる前のドイツ人は考えた。
　ユダヤ人は金持ちだ、と。私達ドイツ人はハイパーインフレで苦しんでいるのに、と。
　で、ユダヤ人は悪だから、強制収容所に入れて、そしたら、そのユダヤ人の財産を全て取れる、と。

　欧米人のポリティカルコレクトの人達は言う。
　『絶滅危惧種のライオンや虎やサイを殺すのは悪だ』と。
　
　第２次世界大戦後、ドイツのユダヤ人の数は、第２次世界大戦前のユダヤ人の数と比べて、９８％の人が居なくなった、と。
　そりゃそれだけ少なくなれば。
　いかにユダヤ人の事を嫌っていた、ヨーロッパのキリスト教徒でも『保護しなきゃ』と言うよねと思う。

　今、ロシア人の資産を、ヨーロッパの国とかは差し押さえしているみたいだけど。
　その財産を勝手に処分したら、資本主義・民主主義としてはルール違反だけど。
　『相手が悪で、私達は貧困に苦しんでいるからO.K』というヨーロッパ人は考えているみたいで。