道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

7/21 「エイ」と「オニイトマキエイ」

2012年07月21日 | インポート

【エイ】

エイ(鱏)は、軟骨魚網板鰓亜網に属する魚類のうち、鰓裂が体の下面に開くものの総称。鰓裂が側面に開くサメとは区別される。約530種が知られている。世界中の海洋の暖海域から極域まで広く分布し、一部は淡水にも適応している。一般的に上下に扁平な体形で、細長い尾、5対から6対の鰓(えら)を持ち、多くは卵胎生である。尾に毒を持つ種類もいる。サメの一部の系統から底生生活に適応して進化した系統のひとつと考えられるが、トビエイのように二次的に遊泳生活に戻ったものもある。

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【オニイトマキエイ(マンタ)】

オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏)は、トビエイ目トビエイ科に属する世界最大の鱏。マンタと呼ばれることが多い。大きいものでは体の横幅8メ-トル、体重3トンに達する。熱帯の海のごく表層を遊泳し、泳ぎながらプランクトンを食べる。ダイビングの他、いくつかの水族館で見ることができる。マンタには毒針は無い。

世界中の熱帯・亜熱帯海域、とくにサンゴ礁周辺に生息する。普段は外洋の表層を遊泳するが、沿岸域でも見られる。日本近海では石垣島の周辺海域でよく見られる。

巨大な体躯で、体の形は他のイトマキエイ類と同じく扁平な菱形で、細長い尾を持つ。体色は基本的に背側が黒色、腹側が白色だが、各々の個体によって異なる斑点や擦り傷などが見られ、個体識別の際の目印となっている。まれに全身が黒色の個体も見られ、ダイバーの間ではブラック・マンタと呼ばれている。頭部先端の両側には、胸鰓由来の頭鰭(とうき)と呼ばれるヘラ状の特殊な鰓が一対ある。これを伸ばしたり丸めたりと自由に形を変形でき。餌を取るのに役立っているものと考えられている。プランクトン食という摂餌形態に対応して、他のエイと異なり、口は頭の正面に開く。

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