道彦の散歩道

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神田日勝記念美術館:10/06/11

2010年06月11日 | まち歩き

今日は、鹿追町にある神田日勝記念美術館に行ってきました。

神田日勝は昭和12年、東京・練馬生まれ。戦時疎開で十勝の鹿追町に移住し、開拓営農のかたわら油彩を製作、全道展会員となる。独立美術選抜展・第一回北海道秀作美術展などに出品。

昭和45年、32歳で急逝。没後、北海道立近代美術館に「室内風景」などが収蔵。戦後期新具象の作風に美術史的評価が高い。

代表作のひとつ「うま」(絶筆)を中心に「飯場の風景」「ゴミ箱」「静物」「画室C」などの大作は、自分の身の回りの風景を描写している。生命観溢れる画風である。

神田日勝の作品のもう一つの特徴は、作品がキャンバスではなく、ベニヤ板に描かれている作品が多いことである。営農活動の傍らの製作であったので、高額のキャンバスを毎度購入できなかったのだ。絶筆の「うま」もベニヤ板に描かれている。

内部は撮影禁止でした。

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途中(音更町)での満開の菜の花

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