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9/27 叉焼

2012年09月27日 | 食・レシピ

叉焼(チャ-シュ-)は、豚肉の塊に味をつけて焼いた料理である。日本語で焼豚ともいわれる。

【中国の叉焼】
「焼」という字が用いられるようにむ、本来は豚バラ肉などのブロックにタレや蜂蜜などの調味料を塗って、さすまた(叉)などに刺して炙り焼いたものである。保存食的な意味合いも兼ね備えた料理であ。
広東料理では、現在鈎に吊して、炉の中で焼かれるスタイルが多く、味も蜂蜜の代わりの麦芽糖やコ-ンシロップを塗って焼いた「蜜汁叉焼」が主流で、比較的甘い。吊して焼くことで、効率よく、安定した焼き方をすることが出来るようになった。
香港や広州には、店先に焼いた叉焼を吊している「焼臘店」(シウラプディム)と呼ばれる、叉焼やロ-ストダックなどの焼き物専門店が多くある。広東料理では、チャ-シュ-を食材として用いた饅頭や腸粉などの点心も作られている。

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【日本の叉焼】
日本では、焼かずに煮て作る叉焼が主流となっている。多くの場合は「角煮」と違い薄めにスライスした上で食される。これらはラ-メンの具や一般家庭の飯のおかずや、酒の肴とする事が多く、ラ-メンの具として今日では欠かせないものとなっている。
焼かずに作るため、焼豚より柔らかいラ-メンの具として多く使用されている。中国では焼かずにつくる叉焼を「日本式チャ-シュ-」と呼ぶ。「日持ちをさせやすく廃棄によるロスを回避できる」「安価なバラ肉を応用しやすい」「煮汁をス-プやタレに流用できる」などの点もラ-メンの具に好まれる理由の一つとなっている。なお、日本でも専用炉で焼いて作っている叉焼も存在している。

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