道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

8/08 「おやつ」と「お茶うけ」

2012年08月08日 | スイ-ツ・お菓子

【おやつ】

「おやつ」とは、主に午後食べる間食。お三時ともいう

おやつの「やつ」は、午後二時から四時までをさす江戸時代の言葉「八つ」である。

江戸時代中期頃までは一日二食だったため、「八つ刻に小昼」といって間食をしたことから、この時間の間食を意味するようになり、やがて他の時間でも、間食は「おやつ」と呼ばれるようになった。

また、京阪の本願寺では、二時頃に修行の合図として太鼓を叩いていたことから、敬語の「お」がつき「お八つの太鼓」と呼ばれていたため、間食の「おやつ」にも接頭語「お」が付けられたとされる。

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【お茶うけ】

本来は、「茶請け」に丁寧語の「お」がついて、「御茶請け/お茶請け」としてつかわれてきた言葉である。

「請ける」というのは、「受ける」と同義語で、「支える」という意味を持っている。掛け軸を支える物を「軸受け/軸請け」という事からも、その意味を含んでいるこが分かる。

「茶を支える」→「お茶を引き立てる」と意味が転じ、「お茶請け」という語が使われるうになった。

「請け」と「受け」のどちらを使っても良いのに、メディアが漢字表記すると、ある人は「受け」は間違いだ、ある人は「請け」が間違いだと、問い合わせや苦情が来る可能性があるから、「うけ」とひらがなを使っていると推測される。

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