道彦の散歩道

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11/05 「葱鮪鍋」と「どんがら汁」

2012年11月05日 | 鍋料理

【葱鮪鍋】

「葱鮪鍋」は鍋料理の一種で、字の如くネギとマグロを、醤油、日本酒、味醂や出汁で煮た料理である。
葱鮪鍋の「ねぎま」の「ま」の意味については諸説ある。
■葱鮪鍋に入れるマグロの「ま」であるとする説 
■葱鮪鍋はあくまでもマグロの脂が移ったネギを主役として楽しむものでマグロはネギを食べる間につなぎで食べたことに由来するとする説(「ま」は「間」であるとする説) ■ネギの間にマグロ肉を串刺しにして鍋料理にしていたとの説
俳句では冬の季語となっている。
江戸時代末期の天保以降マグロが食されるようになり、当時は赤身は主に醤油に漬けて保存された。この保存法をヅケいうが、醤油をはじき返す脂身(トロ)の部分は腐るだけの余り物で、肥料にされるか廃棄された。しかし、庶民はこれを上手く工夫して調理、ネギと共に煮たものが葱鮪鍋である。
醤油、酒、味醂、出汁または水を合わせてすき焼きのような割り下を作り、ぶつ切りにした葱鮪を煮る。この上に適当に切ったマグロを乗せ、好みの煮え加減で食べる。マグロには葱の香りが移り、葱にはマグロの脂と旨味が移って双方が美味となる。

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どんがら汁】

「どんがら汁」は、山形県庄内地方の郷土料理。極寒の時期に捕れるタラは、この地域では「寒ダラ」と呼ばれる。
この料理は漁師らが船上や浜辺で食べてたのか始まりとされている。庄内地方では各家庭で食べられているほか、各地で「寒ダラまつり」が開催されている。
作り方は、■寒ダラの頭から内臓までを豪快に入れて沸騰させる ■味噌などで味を整えた後、葱、豆腐を加える ■お好みで岩ノリを散らす

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