道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

7/26 「土用の丑」と「ウナギ」

2012年07月26日 | 豆知識

「土用の丑」とは、土用の入りになって最初に来る丑の日(7月27日)のことで、夏バテ防止にウナギの蒲焼きを食べると良いとされている日。

「土用の丑」にウナギを食べる習慣は、江戸時代の蘭学者「平賀源内」が、知人の鰻屋のために「本日、土用の丑の日」と書いて店頭に張り出したところ、大繁盛したことが一般的に有名な起源説である。

同じような説に、大田蜀山人が「神田川」という鰻屋に頼まれ、「土用の丑の日に、ウナギを食べたら病気にならない」という内容の狂歌を作って宣伝したという説もある。

その他の説では、文政年間、神田泉橋通りにある鰻屋「春木屋善兵衛」のところに藤堂という大名から大量の蒲焼きが注文され、「子の日」「丑の日」「寅の日」の3日かけて蒲焼きを作ったが、「丑の日」の鰻だけが変質しなかったという説がある。

『万葉集』の大伴家持の和歌には「ウナギを食べて健康を維持しよう」といった内容のものがあり、当時、言葉自体は存在しないが、「土用の丑」の頃をさしているため、古くからの言い伝えを元に平賀源内や大田蜀山人がキャッチコピ-にしたとも考えられる。「土用の丑」には、ウリや梅干し・うどんなど「う」の付く物を食べるところもある。

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