道彦の散歩道

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11/20 「芋煮会」と「だまこ鍋」

2012年11月20日 | 鍋料理

【芋煮会】

「芋煮会」とは、日本の主に東北地方で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグル-プで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。青森県を除く東北地方各地では特に盛に行われ、秋の風物詩となっている。春の花見、秋の芋煮会として双璧をなす。
サトイモ栽培では、収穫期例年10月頃になるため、一般的な芋煮会も大抵10月初旬から徐々に行われる始める。その後、10月下旬から11月初旬にかけてピ-ク期となり、紅葉シーズンの終了、または降雪と共に終息する。

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【だまこ鍋】

「だまこもち」は、秋田県の郷土料理。潰したご飯を直径3センチほどに丸めたもの。「だまこ」、「やまもち」とも呼ばれる。主に鍋の具材として用いられ、だまこもちが入った鍋は「だまこ鍋」と呼ばれる。
粳米の飯を粒が残る程度に潰し、直径3センチほどの球体にする。家庭によってはこれに塩を振ったり、煮崩れを防ぐため軽く火で炙ったりする。鶏ガラの出汁に醤油や味噌などで味をつけ、鶏肉やねぎ、セリ、ごぼう、きのこの具材とともに煮る。これらの調理法は「きりたんぽ鍋」とほぼ同じであるが、棒状にして表面を焼くきりたんぽと違い、だまこは団子型で基本的には焼かない。
八郎潟周辺の地域が発祥とされ、山林で働く木こりが弁当の飯を切り株の上に乗せ、斧の背で潰したものが起源とされている。一方、マタギ料理が起源であるとも言われ、だまこもちがきりたんぽの原型になったとする説もある。
以前は八郎潟で捕れたフナなどの魚が使われ、味付けには主に味噌が用いられた。しかし八郎潟の干拓により魚が減ったために、現在の鶏を使う形に変化した。

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