道彦の散歩道

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11/21 「おでん」と「カレ-鍋」

2012年11月21日 | 鍋料理

【おでん】

「おでん」は、日本料理のうち、煮物料理の一種。鍋料理にも分類される。出汁を醤油などで味付けしたつゆに、大根、ちくわ、コンニャク、ゆで卵など様々なおでん種を入れて煮込んだ料理である。おでん種、つけだれの種類は地域や家庭によって異なる。
「おでん」は元々、田楽を意味する女房言葉である。田楽は室町時代に出現した料理で、種を串刺しにして焼いた「焼き田楽」のほか、種を茹でた「煮込み田楽」であった。現在、「おでん」は「煮込み田楽」を指すようになり、「田楽」は「焼き田楽」を指すようになった。

関西では「関東炊き/煮」と呼ばれ、濃い色合いのものを関東煮、薄い色合いのものを「おでん」と呼び分ける場合もある。
一般的には、東日本では多くの削り節を使用し、関西北陸は昆布、中国四国は煮干しや焼きあごを使用する。また、使用される醤油が違い、東日本では濃い口醤油、西日本では薄口醤油使用されるため、色合いが異なってくる。
ただ、北海道は移住の人々が多かった経緯から、味付けやその出身地の伝統が生きていて、様々な味の「おでん」が存在する。

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【カレ-鍋】

「カレ-鍋」は、和風出汁にカレ-のスパイスを利かせたス-プを使った鍋料理である。
具材にこれといった決まりはなく、通常鍋物の具材に用いられるもの、あるいはカレ-ライスの具材に用いられるものであれば、大概の食材とは相性がよい。ただし、キムチのようにそれ自体が強烈な味わいを持つものや、カレ-により繊細な風味を損なうおそれのある食材は不向きとされる。
昭和40年代、カレ-専門店「大坂カレ-鍋ダイニング 鬼神」の初代オ-ナーがうどんすき割烹店に勤務していた頃に考案したとされる。メディアでは和風居酒屋「喰い切り酒場 伝心望」をカレ-鍋発祥の店として紹介している。元々は、関西うどん店の賄料理とされるが、大阪のうどん屋では、「鍋焼きカレ-うどん」というメニュ-が昔からあり、余り物の食材を使い手間のかからない、定番賄い料理であった。

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