佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

持続可能な社会の作り方~エネルギーシフトへ

2012-11-05 | さよなら原発

鎌仲ひとみ監督の講演会について、再度ご案内します。

前回お知らせしたときは、まだトークのタイトルが決まっていませんでした。

つい最近やっと決定しましたので、お知らせします。

 持続可能な社会のつくり方~エネルギーシフトへ

です。チラシも少し変更しました。

 

 

私たちの知らない福島の現実、

放射能汚染に苦しむ農業、漁業従事者、

こどもへの内部被ばくへの不安と、それを口にできない母親たちの葛藤、

私たちが理解できない原子力ムラの論理と政府の無策…

 

考えれば考えるほど深刻になってしまう原発問題を、

前向きな視点で、わかりやすく具体的に語ってくれる鎌仲監督のトークを、

あなたも是非一度聴いてみませんか。

 

この佐世保の地で、ごく間近で、監督の話がナマで聴けるなんて、めったにない機会です。

原発被害を他人事のように感じていた方も、

エネルギー問題を難しいと感じていた方も、

鎌仲監督作品を通じて監督からのメッセージをすでにご存知の方も、

きっと新しい発見と元気と勇気をもらえるはずです。

 

お時間があれば、足をお運びください。

会場でお待ちしています。            

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男女格差の少ない国は・・・

2012-11-02 | さよなら原発

世界経済フォーラムが10月24日、2012年版の「男女格差報告」を発表し、

日本は調査対象となった135カ国中101位だったことは、

私たち女性にとってショックでもあり、やっぱり…でもあり、

複雑な心境でした。

お隣の韓国は108位で、中国は69位でしたね。

 

ところで、その2日後の26日、「女たちの一票一揆」院内集会で興味深い話が語られていました。

木村結さんという方のご挨拶の中で、

男女格差が少ない国は、調べてみると、脱原発が進んでいた…というお話。

 

格差の少ない順に列挙すると、このような結果でした。

1位アイスランド

2位 フィンランド

3位 ノルウェー

4位 スウェーデン

5位 アイルランド

6位 ニュージーランド

7位 デンマーク

 

そこで、木村さんは、その国々のエネルギー対策、原発依存度を調べたら、

次のようなことがわかりました。

 

アイスランド

日本同様の地震国。エネルギーの80%を水力発電と地熱発電で賄っている

暖房や給湯の90%に地熱発電

2050年までに化石燃料からも脱却することを決めている。



フィンランド

核廃棄物を10万年貯蔵できる施設を建設中。

電力会社の本社は、なんと、原発の敷地内に建設

 

ノルウェー

原発無し。 水力発電が主なエネルギー源。

 

スウェーデン

原子炉の新設には政府はいかなる金銭的補助も行なわない

事故が起こった際には、原子力発電所の所有者が無制限の法的責任を持つ。

2010年これらを明記した法律が制定された。

 

アイルランド

1999年原発を禁止。セラフィールドMOX燃料加工工場の運転停止を求めて英国を提訴。

 

ニュージーランド

非核宣言、原発を持たない、アメリカの原子力空母の入港も拒否する。

 

デンマーク

3年間に及ぶ国民的議論の末、1985年に原発を造らないことを正式に決定

 

ほんとだ!

女性の政治参加の多い国は、はじめから原発を持たなかったり、途中から禁止したり、

少しは稼働しているけど新設は止めたり・・・という国々が多いですね。

 

中には原発を使用している国もあるけれど、

核廃棄物の処理を徹底的に追求したり、

電力会社の本社を原発敷地内に置くなんて…すごい!日本とは雲泥の差!

日本もこれは見習うべし!

電力会社だけでなく、原子力ムラの住人の方々はすべて、原発敷地内にお引越ししてもらいましょう~

 

 

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