佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

2008-08-24 | 雑感
死亡原因のトップに君臨して久しい「癌」という病気。
今や死因の3割が癌だという。

私の父やその弟妹も皆、癌で亡くなった。
母方の叔母や従姉も癌で亡くなった。
夫の母やその妹も。

しかし、それぞれの癌は医学の進歩でその生存率は伸びている。
なのに死亡者数が増えているのは、高齢者人口の増加のせいらしい。
その罹患率は、2000年には1980年の2倍に達したようだ。

一昨日東京の友人から届いた手紙には、
卵巣癌の手術を終え、近況が記されていた。
合唱団団長の彼女は、仲間の励ましと歌への意欲に支えられ、
「気長にがんばります」と結んでいた。

昨日、同窓会準備会で会った級友の一人は、白血病の一種の病気で
入退院を繰り返してきたという。
でも、闘病中とは思えない元気な話しぶり。
聞けば、自分の病気について徹底的に勉強し、医師と対等に話し合いながら、
治療法を模索してきたそうだ。
試行錯誤の末、いま使っている新薬がとても有効に作用しているのだとか。

彼の目の輝きに生きる喜びを感じた。
健康体に慣れ、その有難さや生きている実感も薄れがちな自分を反省。

明日、前立腺癌の手術を控えて入院中の友人は、
ベッドの中からメールを送ってくれる。
退屈で、早くも「別荘」暮らしは飽きたと。
入院前も今も元気な彼である。

戦争は大嫌いな彼だが、病気との闘いだけは怯むことなく挑み、勝利確実!
退院後はまた穏やかに平和活動を再開し、
いろんな情報を発信してくれることだろう。

コメント (2)
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