貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市三井寺②月下の清興に乗じて!

2024-01-09 10:22:55 | 日記
令和6年1月9日(火)
大津市三井寺②
 元禄元年(1688)、
其角が三井寺参拝! 
「からびたる 
  三井の仁王や 
      冬木立」
  という句を詠む。
 金堂左手の蓮池に
芭蕉の句碑がある。 
<芭蕉句碑>

「三井寺の    
  門たゝかはや  
    けふの月」

元禄4年(1691)8月15日、
義仲寺の月見の句会で詠まれた句。
「月下の清興に乗じて、
  三井寺の門を叩いて
    知人を訪ねよう。」
の意。
 他子規や草田男等多数の歌人、
文学者も参拝し、
歌を作っている。
 中村草田男の句は、
「寺清水 
   もついれ流れて 
       末濁らず」