貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市西教寺②芭蕉没後300年の碑と月さひよの句碑!

2024-01-14 10:33:15 | 日記
令和6年1月14日(日)
大津市西教寺②
<芭蕉句碑>

 芭蕉句碑の句は、
「月さひよ
   明智か妻の
     はなしせむ」。
「月も静かに落ち着いた感じで
 照らしてくれ。
 あの明智の妻の髪を切って
 夫の貧を救った昔話をしよう。」
の意。
<芭蕉没後300年の碑>

「将軍明智が貧の昔、
連がく会いとなみかねて侘侍れば、
その妻ひそかに髪を切りて
会の料に備ふ。
 明智いみじくあはれがりて、
いで君、
五十日のうちに輿にものせんと
いひて、
頓て云けむようになりぬとぞ。」
という前書きでよくわかる。