貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市近江神宮②一人眺めし近江歌人たちの歌!

2024-01-12 11:03:14 | 日記
令和6年1月12日(金)
大津市近江神宮②
 当社の駐車場近辺には、
句歌碑が林立。
 先ず、保田與重郎歌碑。

 「さざなみの 
    しがの山路の 
      春にまよひ         
   ひとり眺めし 
     花盛りかな」
<その説明>

 春日真木子歌碑の歌は、
 「人間の 
   知恵のはじめよ 
      ひそひそと         
    秘色の水に 
      刻まあたらし」
<春日真木子の歌碑>

 伊藤香舟女句碑の句は、
「楼門に 
    湖脈打てる 
        望の月」
<伊藤香舟女句碑>

 高市黒人歌碑の歌は、
「楽浪乃
  国都美神乃
    浦佐備而
   荒有京
      見者悲毛」 
<高市黒人歌碑>
(さざなみの
   くにつみかみの
      うらさびて
     あれたるみやこ
       みればかなしも)
<桂障蹊子の句碑>

 桂樟蹊子の句碑の句は、
「漏刻の 
   音とこしへに 
       初日影」 。
 桂樟蹊子は水原秋桜子の門下で、
京都馬酔木会を起こし、
『霜林』を主宰した俳人。
等々。