ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

歌碑除幕式に・・・(^0_0^)

2008-12-07 16:34:57 | 万葉関係
昨日、日本万葉協会の荒川さんからのお誘いで、歌碑序幕式に行ってきました。

6日の日は、寒さが厳しいと、天気予報で言って居りますし~厚着で、懐炉も入れて行きましたが、琵琶湖の湖畔の処で・・・寒かったです。

集合、JP湖西線唐崎駅前、12時30分で、マイクロバスで移動だったのですが、京都万葉の人が一人参加されまして~又 車で来ていただき、主人と私は、マイカーでの移動になりました。

今日は、「淡海万葉の会事業」の方達の「万葉歌碑建立企画」除幕式に参加しました。

最初に行きましたのが、「佐佐木幸綱先生」万葉歌碑の場所

「淡海万葉の会事業」鈴木靖将会長さんのご挨拶。



両側には、若い娘さんが、翳(サシバ)を持って、衣装は古代衣装(薄くて寒かったでしょうね・・・



声楽家の朗唱、素晴らしいお声で歌われました。




「佐佐木幸綱先生」万葉歌碑

 楽浪の 志賀の辛崎 幸くあれど 大宮人の 船待ちかねつ

     万葉歌   巻1・30 柿本人麻呂歌

会長さんの話では、活動として、大津京駅名(旧西大津)を変えた事と、歌碑を10基建てる事業を実施しておりまして、只今8基が建立出来ました。

次の移動は、「びわこ大津館」湖畔に・・・



びわ湖



「犬飼先生の歌碑」の除幕式



「犬養先生」万葉歌碑

 淡海の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 情もしのに 古思ほゆ

        万葉歌  巻3・266 柿本人麻呂歌




犬養先生の人形と、参加者一同で朗唱する。

次の移動は、大津京・錦織遺跡・一号地

「坂本信幸先生」歌碑序幕






「坂本信幸先生」歌碑

玉襷 畝傍の山の 橿原の 聖の御代ゆ・・・いかさまに 思ほしめせか 天離る 鄙にはあれど 石走る 近江の国の 楽浪の 大津の宮に・・・ももしきの 大宮所 見れば悲しも (・・・は中略)

         万葉歌 巻1・29 柿本人麻呂(長歌)

坂本先生の歌碑は、仮名交じりの書体も立派でした。

大津京シンボル緑地には11月30日(日)に除幕された、「田辺聖子」先生の歌碑が有った。



「田辺聖子先生」歌碑

君待つと 我が恋ひ居れば 我が屋戸の 簾動かし 秋の風吹く

           万葉歌 巻4・488 額田王

大津京駅前の歌碑




「俵 万智先生・小野寛先生」歌碑

 あかねさす 紫草野行き 標の行き 野守は見ずや 君が袖振る

          万葉歌 巻1・20 額田王

 紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻故に 我恋ひめやも

          万葉歌 巻1・21 大海人皇子



荒川さんのご要望で、私達のツーショットを・・・


最後に、近江渡来人歴史館で、歌碑除幕式記念講演が有り、「奈良女子大学院教授・坂本信幸」先生が公演されました。



「柿本人麻呂の近江荒都歌 (第1・29番~31)

先生の1時間の講演、歌碑の説明等詳しく良く理解でき~有難うございました。

誘って頂きました「荒川様」お土産まで頂戴し、恐縮でした。

又 ご挨拶もせずに・・・申し訳ございません。

今後とも宜しくお願いします。


  
















植物園の紅葉・・・(^0_0^)

2008-12-04 14:30:14 | 日常の事
先日S君と植物園に行ってきました。

先月植物園に行った時、園長さんが、「植物園の紅葉は、綺麗ですよ~隠れた名所」と言われました。

見頃は、11月の末が良いですね~それと陽が当たっている裏側から見るのが一番だと・・・

と言う事で、午後二時ごろに植物園に着いたのですが・・・生憎のにわか雨

残念だな~まあ来たんだから、その場所まで行ってみよう・・・

何とその場所に着いた途端、
紅葉に陽が当たってる~

陽がさしていると言う事は逆光だ・・・

頑張って撮った写真







紅葉を撮り、中に進んでいくと・・・



山茶花



寒牡丹



柚子



何とシャクナゲが・・・



違う場所での紅葉

植物園を一回りして帰ってきました。

京のおばんざい・・・(^◇^)

2008-12-03 21:52:49 | 日常の事
先月お話しておりました、「京のおばんざい」の講習に行って来ました。

実は、申込日の午前中忙しくしており、お昼に気がつき申し込みの電話をかけたら~もう満杯ですって・・・

それでキャンセル待ちと言う事になり、それも五番目・・・
望みが無いと諦めていたら、昨日電話で、キャンセルが有り~

京のおばんざい

かぶら蒸し、4人分
 
◎かぶ 1個  ◎ぐじ 4切れ ◎卵白 1個分 ◎塩 小さじ1/2 ◎きくらげ 適宜 ◎ゆり根 1個 ◎ぎんなん12個 ◎だし汁 2,5カップ ◎淡口しょうゆ 大さじ1 ◎酒 大さじ1 ◎みりん 大さじ1 ◎くず粉 大さじ2

つくり方   
①きくらげは水に戻して細きりにする。ゆり根はよく洗い、塩熱湯でゆがく。
       
②かぶは皮を厚手にむき、おろして裏ごしをし、軽く汁を切っておく
       
③かぶに卵白をあわせてよく混ぜ、塩を加える。

④器にぐじ、きくらげ、ゆり根、ぎんなんを入れ、③をのせる。蒸気の上がった蒸し器で20分程度蒸す。

⑤だしに調味料を加え煮立て、水溶きのくず粉でとろみををつける。

⑥蒸しあがった④に⑤をかけ、わさびを添える。


おからの炊いたん 4人分

◎おから 250g ◎にんじん 50g ◎干ししたけ2枚 ◎干ししいたけの戻し汁 適宜 ◎油揚げ 1/4 ◎油 大さじ1 ◎だしじゃこ 15尾 ◎淡口しょうゆ 大さじ1 ◎砂糖 大さじ2 ◎酒 大さじ1 ◎塩小さじ1/3

つくり方   

①戻した干ししいたけとにんじんを細かく刻む

②油揚げは油抜きをし、たて半分に切ってから細切りにする。だしじゃこは細かく刻み別にする。

③①を炒め、だしじゃことしいたけの戻し汁を加え一煮立ちさせる。調味料を加え、油揚げを入れる。

④別の鍋におからを焦がさないようにふんわりするまで炒る。

⑤③に④を混ぜ好みのやわらかさに炒る(どちらも熱い間に混ぜあわせる)

せりと切り干し大根のごま和え

◎せり 100g ◎切干大根 30g ◎ごま 大さじ2 ◎だし汁 1/4カップ ◎淡口しょうゆ 大さじ1 ◎砂糖 小さじ1/2

つくり方   

①切干大根は戻して、しっかり絞る。せりは熱湯でさっとゆで、冷水に取り絞る。
        
②ごまをすり、だしと調味料をあわせる。

③せりは根元を落とし、3㎝長さに切り、水気を絞り、切干大根と共に和える。

あずきとかぼちゃのいとこ煮

◎かぼちゃ 400g ◎小豆 50g ◎砂糖 大さじ1 ◎塩 小さじ1/2

つくり方    

①小豆はたっぷりの水に入れ煮立たせ、ゆで汁が少し緑っぽくなったらざるにあげる。小豆を鍋に戻し、たっぷりの水を入れ、煮立ったら弱火にし、7分どおりゆでる。
②かぼちゃは4㎝角に切る。

③①に②を入れ、水をひたひたに加え、アクをすくいながら煮る。

④③が柔らかくなったら調味料を加え、煮汁がなくなるまで煮る。

皆で手分けして作り、試食をする。

「かぶら蒸し」 かぶら蒸しなんて~初めての挑戦です。
とても美味しく出来上がり、ぐじの塩気が残っていて、少し塩味がきつく感じたのと、ぐじの骨が残っており、骨を気にしながら食した。(ぐじでは無く、鯛とか、たらとか、若い人は鶏肉を使ってもいいと思う。)

「おからの炊いたん」 市販されている(出来上がり)おからは、甘く味も濃いめですが、作ったおからはあっさりとしたお味に出来上がりました。

「せりと切干し大根のごま和え」 切干大根の歯ごたえがあり、あっさりとしてなかなかのものです。

あずきとかぼちゃのいとこ煮」 小豆の煮えぐあいに少しむらが有り、柔らかいのと、少し硬めのが有ったが、見てくれより美味しかったね。

今日のお料理教室では、久しぶりの人にお会いして、楽しくお料理が作れました。

又 この様な企画が有れば参加したいと思います。


昨日は「西大寺・秋篠寺・盾列古墳」に・・・

2008-12-01 16:13:00 | 万葉関係
11月最後の日曜日、京都万葉同好会としても、今年最後のハイキングに行ってきた。

お天気は晴れ曇りのまずまずの日でした。

京都駅では、会員さんのお友達や、久し振りの参加の人も見えて・・・今日は沢山の参加者になるかな~と、わくわくしながら~電車に乗っていました。

合流場所の西大寺の駅では、何と51人の参加者です。

西大寺では、お茶盛の用意が出来るまで本堂でお話が有りました。

西大寺の創建は奈良時代の天平宝字八年(764)に称徳天皇が鎮護国家と平和祈願のために、七尺の金銅四天王像造立を発掘されたことに始まる。
造営は翌天平神護元年(765)からほぼ宝亀末年(780)頃まで続けられたが、当時の境域は東西十一町、南北七町、面積三十一町(約48ヘクタール)に及ぶ広大なもので、ここに薬師、弥勒の両金堂をはじめ東西両塔、四天堂院、十一面堂院など、実に百十数字の堂舎が甍を並べていた。
文字通り東の東大寺に対する西の大寺にふさわしい官大寺であった。
その後平安時代に再三の災害に遭い、さしもの大伽藍も昔日の面影を無くしていた。
しかし鎌倉時代に稀代の名僧興正菩薩叡尊(1201~1290)がこの寺に入られ復興に当たられた。
現在は真言律宗総本山として、寺宝や宗教的行事によくその寺格と由緒をしのぶことができる。



本堂



庭には観音様が・・・



お茶席の部屋で説明を・・・正面には床の間が有り「叡尊」さんの掛け軸と、万年雪が・・・




お茶をたてて頂いてます。



大茶盛 (1)



大茶盛 (2)



大茶盛 (3) まともに写すとお顔が見えませんね~
和気藹々のうちに大茶盛もすみました。

次に向かったのは、「秋篠寺」

秋篠寺は奈良時代の末、七百八十年頃光仁天皇の勅使によって建立され、薬師如来を本尊とする寺であるが、伎芸天像もこの寺の創建の頃、他の多くの仏像とともに造顕されたものと思われる。
しかしその後、平安時代の末、1135年兵火のために金堂などが焼失した際、この伎芸天像も御首部を残し御胴体が大きく破損し、鎌倉時代に於いて再び御胴体が造られ現在のお姿を見るに到った。
したがって現在のお像は御首部だけが奈良時代の作(寄木造)で有るが、ともにきわめて写実的な作風をもって全体が統一され、かすかに憂いをおびた表情の優美さとともに肢体の豊満さと、まれに見る微妙な動きはこの天女像の大きな特色である。



伎芸天像 秋篠宮様がお妃に向かって、「横顔が誰かに似ているね~」と言われた。






秋篠寺 (本郷さん提供)



昼食後団体写真を・・・




秋篠寺を出て、盾列古墳に向かう

盾列古墳群



神功皇后陵

盾列古墳群は、①神功皇后陵 ②成務天皇陵 ③日葉酢姫 ④孝謙・称徳陵



成務天皇陵



最後に「新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事」
                         大伴宿禰家持
の歌を歌い今年の終わりとしました。

又来春3月まで御機嫌よう~