ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

祇園祭

2010-07-14 18:06:39 | 日常の事
今年はこちらの都合で、京都に居りませんので、去年の日記と、続きを山鉾巡行より先に載せておきます。

祇園祭は、京都の東に位置し、千百余年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。
貞観11年(869年)京の都をはじめ全国各地に疫病が流行し、当時の人々はこれを「牛頭天王」の祟りであると恐れました。
そこで、二条城の南にある神泉苑に、当時の国数にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神を祭り、さらに神輿をかついで、疫病退散を祈願して始められた「祇園御霊会」が起源とされています。

祇園祭の日程、7月1日の「吉符入り」に始まり、31日の境内摂社「疫病社夏越祭」まで、1ヶ月にわたって行われます。

17日は山鉾巡行が行われます。

                   
  
                     しめ縄切り見事に切れましたね。
                

長刀鉾のお稚児さんしめ縄切り  
四条麩屋町に立てられた斎竹に張られたしめ縄は神域の境界を示します。
巡行当日、長刀鉾の稚児の手によってそのしめ縄を切り落とすことにより各山鉾は神域へ進むことができるというものです。

長刀鉾  毎年「くじ取らず」として、必ず巡行の先頭を行く。
現在生稚児が乗る唯一の鉾で有り「しめ縄切り」で巡行が始まる
鉾頭にかざした宗近作の長刀(現在は複製)は疫病邪気を払いながら進み、刀先は八坂神社と御所の方には向かない

長刀鉾以外は、動く順番が、くじで決められています。

そこで、順番が正しいか、くじ改めが行われます。

                     

          町内により、子供がするところと、大人がするところが有ります。




        鉾にも色々とありまして、蟷螂のカラクリや        傘鉾の様なものもある。




                   この様なパホーマンスも・・・



山鉾は真っすぐしか進みません。角に来ると、この様に竹を敷き、水で濡らして、大勢の人が一斉に引っ張る。2,3回で45度に回る。

この頃から移動して、新町通りに移ると、迫力な山鉾が観れますよ~ただし12時頃までに移動することです。

四条新町通りには、御池通りから帰りの山鉾が、全部通るのですよ~

新町通りは、道幅が狭く、まじかに山鉾が見られます。

私達は行く時間が遅かったので、船鉾と放下鉾しか観れなかったが、迫力は有りましたね。






お囃子は、四条通り、河原町通り、御池通りまでは、「コンコンチキチキコンチキチン」と、緩やかな調子ですが、新町通りに入った途端に、打ち方が変わります。「コンチキコンチキコンコンチキチキ」と早くなります。(終わった、終わった。早帰ろう~とね。)

それぞれ町内に帰ってくると、取り壊しが始まりますが、またこれも見ものです。



大通りでは観れない、物が見えて面白いですよ~是非今年は、御池新町~四条新町の間で観られることをお勧めします。(12時までに入らないと通行止めになりますよ~)