ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

第156回「東大寺」周辺のハイキングに・・・(^^♪

2009-05-17 10:32:40 | 万葉関係
156回「東大寺」ハイキングは、4月26日(日)でしたが、4月24日から入院して居り、157回「葛城山躑躅」ハイキングの報告が先になってしまいました。

4月26日のお天気は、曇り時々雨の予報でしたが、近鉄奈良駅に集まった人は、何と67名だった。

近鉄奈良駅~登り大路~吉城川~東大寺南大門に向かう



懐かしい鹿、毛の生え変えの時期で近くで見ると・・・



東大寺南大門  高さ約25m大二重門・南大門、山門では、我が国最大である。(国宝)
五間三戸、入母屋造り、直径1m長さ21mの大円柱18本にのる二重の屋根。
左右には高さ8mの大きな寄木造りの金剛力士像(国宝)運慶制作総監督説有力。

大回廊の中で、役僧による東大寺の解説を受け、大仏殿(金堂)に入り、なかなか普通では見れない場所に入れて頂く

何と大仏さんと同じ場所に上がり間近に見ながら、解説を受ける。



大仏殿内中央に本尊の大仏「銅造・廬舎那仏坐像」「国宝」。
正面左横側から見上げると最も大きく見えるという。
基壇の周囲70m、座高15m弱、顔の長さ4m85cm、同幅5m、掌の長さ3m70cm、中指長さ1m30cm、頭上の螺髪(人の頭より大きい)が966個の巨大さ。

 大仏殿(金堂)江戸中期「国宝」高さ47m50㎝、世界最大の木造古建築である。
寄棟造り、唐波風つき、大棟両端の鴟尾(しび)は金色色、瓦も鈍色に光をためる。
正面の幅広い敷石の参道幅と鴟尾の間隔が同じと言われ、敷石、8列の色違いの御影石は中央から外側に・インド・中国・韓国いちばん外側に日本の石と、仏教の伝来を表すとされている。
大仏殿と中門をつなぐ回廊に囲まれた内庭は儀式の行われる所。
大仏殿の正面に1基、高さ4m60㎝の金銅八角灯篭「国宝」の火舎のうち西南側の笛を吹く音声菩薩は大仏造立直後の作。



八角灯篭

鏡池の横を通り西へ・・・西塔址土壇が林の中に見えた。
戒壇院に向かう



戒壇院  堂内中央の土壇に多宝塔を祭り、四隅に有名な塑造四天王立像「国宝」や木造鑑真和上坐像「国重」、木造愛染明王坐像「国重」が安置されている。ほぼ等身大の四天王立像は、忿怒の持国天・増長天・沈憂の多聞天・広目天。
土の像であることを忘れさせる。
皮革のしなやかさを思わせる中央アジア様式の甲冑、厳しい心を秘めた憂愁の表情などの写実性は、天平彫刻の精髄を表す名作である。

観進所 八幡殿に、有名な木造僧形八幡神坐像「国宝」を安置する。
快慶作の寄木造り彩色。 日本人そのものの表情が親しみを感じさせる。
秘仏特別開扉10月5日無料です。




観進所前で、会長からの説明がある。

この頃になると雨が降りだし、向かいの指図堂の縁側を借りて昼食とする。

昼食後大仏殿背後の人影の少ない松の疎林広い空地は、講堂跡。芝地に隠れる様に整然と並ぶ大きな礎石が壮大な講堂を偲ばせる講堂を囲んで、三面僧坊跡があり、学僧が研鑽に励んだ所。
東側に食堂跡の石柱もあり、平家乱入で焼失してから再建されなかった。

その後正倉院に向かったが、日曜日のため拝観出来なかった。(平日は10時~15時まで)平日は校倉(あぜくら)造りの外観が見れます。

大仏池の堤で、皆で「故郷の歌」を歌い散会した。