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平成演劇教育委員会2010

2010-08-24 22:24:07 | お芝居演劇
 2年に一度の裏方技能検定。今年はピッコロ劇団専属舞台監督、鈴木田さんをスペシャルアドバイザーにお迎えして行われました。
 内容は劇場に置かれた舞台装置を平面図、立体図に起こす「打合せ士」。平台や箱馬を規定時間内に所定の形に組む「常式物士」。そして与えられた舞台図とキッカケ入り台本を元に、大会前日の明かり合わせ、音合わせを再現する「マイスター検定」を中心に、演劇クイズ王やマッスルランキングも行われました。
 常式物では検定史上初、板目に対して45°斜めに置く課題が出題され話題に。審査の方も折ったプリントを基準に合否判定する場面が見られました。日本の数学教育の成果は、舞台にはなかなか生かせないという教訓を残したと思います。みなさん、勉強しましょう。
 そして写真は最難問となった常式物2級B課題。ベタ置き、尺四寸、二尺一寸、二尺八寸の平台が4枚組み合わさったもの。ここで伊丹西チーム痛恨のミス。4×6を二枚セレクトするはずが、6×6を持ち出し、さらに4尺幅の開き足を持ってくるというパニック状態に。見つめるO原審判員団に赤旗三本の失格宣告を受けてしまいました。指示するのが舞監の正樹だったというのがショックな事実。お昼休みに「ごめんなさい」だって。
 それでも気を取り直して昼からマイスター検定。淡路合宿での練習を活かして、ミスもあったけれどやり遂げることが出来ました。男どもの加速度も、ヨーコ小野の不気味さも健在。ただ演出面で工夫した釘打ちが、安全第一の裏方仕事には似合わないというきついお叱り。裏方技能検定の最後に、裏方さんの心意気を教えて頂いたものと、ありがたく反省させて頂きました。
 それでも何とかもらえたマイスター2級の賞状に自信を付けて、秋の大会に臨んで欲しいと思っています。秋には「ごめんなさい」で済まないこと、多いですからね。

おまけ?
 去年のやかん、ピノに代わってまさかの華紅夜が筋肉女王。呼ばれた瞬間誰もが????ってなったんですけど、この柔軟性も今年はポイントに。ハバの筋肉王子とあわせてお見事でした。別生物みたいな人も居るんですけどね…。
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