ティム・バートン監督の'89年作品『バットマン』をスカパーの洋画★シネフィル・イマジカで再見しました。バットマンをマイケル・キートン、その恋人役をキム・ベイジンガー、悪役をジャック・ニコルソン、ジャックが復讐する元ボス役をジャック・パランスが演じるというオールスター・キャストでしたが、ジャック演じるジョーカーのエキセントリックな点ばかりに目がいき、単調に繰り返すマイケルとジャックの間でのキムの奪い合いは、馬鹿馬鹿しいほどでした。それでも、バートン監督独特のゴシックロマンの雰囲気は楽しめたと思います。
さて、朝日新聞で紹介されていた、カーマイン・ガロの'10年作品『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則』を読みました。アップルのCEOとしてパソコン業界をリードしてきたジョブズの仕事の秘密に迫ろうと試みた本です。
まず、著者はジョブズが人々の暮らしを「よく」してくれるものを提供しようと常にしてきたことを指摘します。そしてジョブズが仕事を進めていく上で指針としてきたものとして、1、大好きなことをする 2、ビジョンを持つ 3、様々な分野や経験、知識を結びつける 4、顧客に新たな生活スタイルを提案する 5、一番重要であると思ったことに集中的に取り組む 6、顧客との関係を深め、しかも長期的な関係を作る努力をする 7、自らのメッセージをうまく相手に伝える、という7つを挙げ、それぞれをジョブズがどう使ってイノベーション(革新)を成功させているのかを説明し、またそのそれぞれの章の後に、他のプロフェッショナルやリーダー、アントレプレナー(起業家)がそれぞれの指針のもとにどのような成功を収めてきたかを説明しています。
書かれていることは、それほど目新しいものではなく、すこぶる真っ当なことであり、「今さら」といった感が強くしましたが、そうした真っ当なことが当たり前に行われていないのがビジネスの世界なのだなあと、改めて思ったりもしました。「ジョブズに学べ」ということが前提となって書かれている本なので、ジョブズ信奉者ではない人は、読んでいて不快に思われるかもしれません。ビジネス本、あるいはビジネスマンの自己啓発本として読むと面白く読めるのでしょうか?
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
さて、朝日新聞で紹介されていた、カーマイン・ガロの'10年作品『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則』を読みました。アップルのCEOとしてパソコン業界をリードしてきたジョブズの仕事の秘密に迫ろうと試みた本です。
まず、著者はジョブズが人々の暮らしを「よく」してくれるものを提供しようと常にしてきたことを指摘します。そしてジョブズが仕事を進めていく上で指針としてきたものとして、1、大好きなことをする 2、ビジョンを持つ 3、様々な分野や経験、知識を結びつける 4、顧客に新たな生活スタイルを提案する 5、一番重要であると思ったことに集中的に取り組む 6、顧客との関係を深め、しかも長期的な関係を作る努力をする 7、自らのメッセージをうまく相手に伝える、という7つを挙げ、それぞれをジョブズがどう使ってイノベーション(革新)を成功させているのかを説明し、またそのそれぞれの章の後に、他のプロフェッショナルやリーダー、アントレプレナー(起業家)がそれぞれの指針のもとにどのような成功を収めてきたかを説明しています。
書かれていることは、それほど目新しいものではなく、すこぶる真っ当なことであり、「今さら」といった感が強くしましたが、そうした真っ当なことが当たり前に行われていないのがビジネスの世界なのだなあと、改めて思ったりもしました。「ジョブズに学べ」ということが前提となって書かれている本なので、ジョブズ信奉者ではない人は、読んでいて不快に思われるかもしれません。ビジネス本、あるいはビジネスマンの自己啓発本として読むと面白く読めるのでしょうか?
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)