”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

思いの違い・・・後援団体による違い

2010年04月26日 12時43分56秒 | 政治
参議院選も近くなってきた。
それぞれの陣営では決起大会が盛んになってきている。
この決起大会というものは意外に曲者である。
なぜなら、基本的にそれはサクラにちかいからである。
大会自体が盛り上がっても、それは上滑りになることも多 い。
そうした中で公明党の決起大会は、かなり熱を帯びることが多い。
いうまでもなく、支持者の中心である創価学会の活動がそこに組み入れられるからである。
参加者はほぼ単一の価値観に没頭でき、見事なまでの盛り上がりに昇華する。
しかし、この公明党の候補を学会以外の陣営が後援する決起大会の場合はちょっとい様子が異なってしまう。
ある意味で盛り上がりにかけるというか、冷めているのである。
ここに、同党の拡がりの限界をみてしまうのだが、私としてはそれは悲しいことである。
候補者が強調するのは、立起に至った心情の吐露が切々と語られるが、それを純粋に受け止める素地がないのである。
学会主導の決起大会ではこの訴えは単一価値となって見事に受け入れられる。
つまるところ、政治に利益を求めるならまだしも、付き合いの延長が決起大会の参加というお寒い精神構造。
こうした有権者の体質がイメージに流され、とんでもない結果を導く。
2大政党制の選択の一方がなし崩し的に崩壊する中、有権者は何を基準に選択すればいいのだろう。
それは紛れもなく、あるべき、そして望むべき政策本位の良識ある選択しかない。
しかし、この良識ある選択ができない有権者の質の低下こそ、この国の憂うべき本質である。


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