”ばっきん”のブログ

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公明 神崎元代表の引退の意味するもの・・・民主党にはイカンザキ!

2010年03月22日 12時46分52秒 | 政治
公明の元代表・神崎衆議が任期途中での引退を示唆したという。
66歳定年制を是とする同党にとっては当たり前のことと思うのだが、
政治的にはそう見ない向きもある。
そのひとつに同志が自公連立の象徴的存在であったことから、引退は民主党へのシフトだという説だ。
しかし、これを私は懐疑的ととらざるをえない。
なぜなら、支持団体の創価学会では、最近も会員に対し、「小沢連携」を真っ向から否定しているからだ。
また、北教組問題で揺れる同党に対し、学会の労組に対する反感は燃え上がる一方だからだ。
創価学会は、かつて夕張の炭労問題での勝利を重大な精神的歴史支柱ととらえている。
労組依存の民主党とは根本的に相容れない素地があるのだ。
では、何故に引退か?ということだが、浜四津元代表代行、太田元代表(衆議を考えているというがやはり辞めた方がいい)、風間参議、澤参議が定年で次々と引退を表明。
清新なイメージと世代交代を強く訴える必要が同党にはあるからだ。
確かに、若いだけで大丈夫なのか?という議論はないわけではない。
この十数年間で、日本の知的素養はかなり落ち込んできていると誰もが思っている。
競争社会で揉まれることのない純粋培養世代が若者の特性だ。
しかし、この実力が非力と思われる若者であっても、前面に推し立てて行かなくてはならない悲劇は現実にある。
そこに、一番最初に手を打つ政治勢力が今後の日本をリードしていくことだけは間違いない。
労組などの特定支持団体を依所としない「大衆社会主義」、あるいは「社会主義ヒューマニズム」がこれからの公明党の旗印であると私は思いたい。


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