”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

助産所で生まれたのだけれど・・・

2012年07月08日 22時11分01秒 | 想い出
ボクは、1950年代の後半に生まれている。
当時は、病院で生まれる人は少なかったみたいだ。
ボクの場合も助産所で産婆さんがとりあげたみたい。

ところでボクの街では、助産施設のことが話題になった時期があった。
助産施設というのは児童福祉法に定められた制度で、利用対象者は,「生活保護を受けている方,生計を一にする世帯全員の住民税が非課税の方」とのこと。利用にあたっては、最寄りの福祉事務所に申し込むこととされている。
助産施設は、産婦人科のある病院が指定されるのだが、ボクの街では、以前は公立病院に産婦人科があったので、そこが指定されていた。

でも、わがままな先生たちは、「きつい」といって辞めてしまったから、産婦人科は閉鎖。福祉事務所はやむなく繁華街の総合病院にお願いしたところ、快諾してくれたのはいいのだけれど、ここで問題が起こった。

実は、この助産施設、警察の制限で、近くでは風俗営業ができないのです。
で、手っ取り早く言うと、指定を受けた病院は繁華街の真っ只中、
営業許可(正規の)が下りなければ、安心して営業できない。
ということで役所に何とかしろと苦情を申し立てた人たちが出たのであります。
こともあろうに、そうした人たちの応援を受けた人が選挙で首長になったから、さぁ、大変。

未だ、整理はついてないみたいですが、助産施設の指定を病院側に辞退してもらう方向になりそうです。

ボクの街は、医療・福祉より風俗営業を大切にする街です。
今の時代に素敵なことじゃないですか。


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