”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

並行在来線がなくなったら

2010年09月22日 21時04分27秒 | 地域
少し前に,今函館市議会で志賀谷議員がウェブサイト「はこぶら」の質問をしたことはこのブログでも触れたところだが,その引き金となったのは,並行在来線問題である。
JRの経営存続を求める市長の姿勢において,経営分離されれば大変な状況になると主張する具体的内容は何かを問い質したのだが,質問の答えにはなっていなかった点だ。
志賀谷議員に言わせれば,JRだって一民間企業,すべての責任を負わせたり,過大な負担を求めるのはおかしい,具体的に大変な状況になるとはどういうことなのかと質問したが,
西尾市長は,(仮称)新函館と現函館駅とのアクセスは,JRだからできる。本州方面から来る客も現在来線において相当数の乗客を函館まで運んでいる実態からみれば,新函館開業後もスムーズなダイヤ接続確保は,第三セクターではできない,だからJRだという答えを返すだけ。
全く議論がかみ合っていないのだ。
現実的なことを考えると,JRは採算性を重視しなければならないので,並行在来線は切るしかない。第3セクターは,各地で失敗しているように赤字は必至なのでこれも選択肢には入らない。
だからといって,新幹線なんかいらないという意見はもってのほか。
そうなれば,現実的にバス転換した場合の観光のあり方を議論した方がよいと思うのだが,,,
人口減が必至の地方都市に新たな公共交通を求めるのは絵空事としかいいようがない。


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