函館新聞では,去る7月28日から8月3日にかけて,5回にわたり道南地域のたばこ事情についての特集記事「煙のゆくえ」を掲載した。
嫌煙家である私にとっても重要な問題であるので,興味深く呼んだが,他地域より遅々として進まない函館の現状に憂いを感じた。
大まかな指摘は以下のとおりであるが,
昨年11月の喫煙に対する函館市職員へのアンケートをでは,完全分煙化や建物・敷地内での禁煙化を望む声は52・4%,現状で十分、または現状のままルールを徹底すべきとの意見は46・4%ということで,職員の意識は,受動喫煙問題を充分に認識していない状況に嘆かわしささえ感じる。
道南の2市16町で2月以降、庁舎内を禁煙化したのは知内と八雲の2町のみ。禁煙化が進まない喫煙者に一定の配慮をする場合も多く、先行する町からは、対策が進まない都市部に批判的な声もあるという。つまり「函館はあらゆる面で道南の中心。本来なら他の市町をリードすべき」というもの。
函館商工会議所自身はビルを移転した昨年4月、すべての事務スペースを禁煙化したとのこと。職員の半数はたばこを吸うが、対外的なイメージも重視したとのこと。喫煙に要する時間は「頻繁に席を外す人もおり,かなりの時間がロスになり仕事の能率が下がり,業務にも差し障りがある」と問題視する。
「たばこの煙は有害という現実を正しく見つめ、冷静に考える時がきている。」という単純明快な命題を解決できない現実を突きつけられた感じだが,やはり,自治体が全面禁煙を打ち出せない背景には「たばこ税」の存在ということなら,せめて,タバコの値段を上げることにより,需要数を下げ,愛煙家には高いリスク料を払ってもらうしかないのではないだろうか。
あるリサーチによると1000円になれば,喫煙者の78から97%が禁煙に踏み切るのではないかとの結果も報告されている。
というわけで,私自身もこの意見に大賛成。さっそくこの運動を進めている受動喫煙対策研究会から「タバコ1箱1000円に!!」缶バッジを取り寄せた。
私もかつて,愛煙家であったが,10年前にやめた。意志のある人にとって禁煙は決して難しいことではない,しかし迷惑をかけているという意識のない喫煙者には,道義的嫌煙運動は全く以て無力だ。したがって,実力行使するしかない。もし,1000円になっても喫煙者が減らないなら,次は2000円にすればよい。
函館新聞の特集記事は,下記のとおりの7月28日から8月3日分にかけて掲載されています。
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_7_28.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_7_31.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_8_1.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_8_2.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_8_3.html
(追記)
uncorrelatedさんからのコメントをいただきましたが,リンク先の記事・・・ためになります。
http://anlyznews.blogspot.com/2010/07/10.html
みなさん自信をもって嫌煙運動をつづけましょう!!
嫌煙家である私にとっても重要な問題であるので,興味深く呼んだが,他地域より遅々として進まない函館の現状に憂いを感じた。
大まかな指摘は以下のとおりであるが,
昨年11月の喫煙に対する函館市職員へのアンケートをでは,完全分煙化や建物・敷地内での禁煙化を望む声は52・4%,現状で十分、または現状のままルールを徹底すべきとの意見は46・4%ということで,職員の意識は,受動喫煙問題を充分に認識していない状況に嘆かわしささえ感じる。
道南の2市16町で2月以降、庁舎内を禁煙化したのは知内と八雲の2町のみ。禁煙化が進まない喫煙者に一定の配慮をする場合も多く、先行する町からは、対策が進まない都市部に批判的な声もあるという。つまり「函館はあらゆる面で道南の中心。本来なら他の市町をリードすべき」というもの。
函館商工会議所自身はビルを移転した昨年4月、すべての事務スペースを禁煙化したとのこと。職員の半数はたばこを吸うが、対外的なイメージも重視したとのこと。喫煙に要する時間は「頻繁に席を外す人もおり,かなりの時間がロスになり仕事の能率が下がり,業務にも差し障りがある」と問題視する。
「たばこの煙は有害という現実を正しく見つめ、冷静に考える時がきている。」という単純明快な命題を解決できない現実を突きつけられた感じだが,やはり,自治体が全面禁煙を打ち出せない背景には「たばこ税」の存在ということなら,せめて,タバコの値段を上げることにより,需要数を下げ,愛煙家には高いリスク料を払ってもらうしかないのではないだろうか。
あるリサーチによると1000円になれば,喫煙者の78から97%が禁煙に踏み切るのではないかとの結果も報告されている。
というわけで,私自身もこの意見に大賛成。さっそくこの運動を進めている受動喫煙対策研究会から「タバコ1箱1000円に!!」缶バッジを取り寄せた。
私もかつて,愛煙家であったが,10年前にやめた。意志のある人にとって禁煙は決して難しいことではない,しかし迷惑をかけているという意識のない喫煙者には,道義的嫌煙運動は全く以て無力だ。したがって,実力行使するしかない。もし,1000円になっても喫煙者が減らないなら,次は2000円にすればよい。
函館新聞の特集記事は,下記のとおりの7月28日から8月3日分にかけて掲載されています。
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_7_28.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_7_31.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_8_1.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_8_2.html
http://www.hakodateshinbun.co.jp/topics/topic_2010_8_3.html
(追記)
uncorrelatedさんからのコメントをいただきましたが,リンク先の記事・・・ためになります。
http://anlyznews.blogspot.com/2010/07/10.html
みなさん自信をもって嫌煙運動をつづけましょう!!